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買取の時に差が出る!日ごろから気を付けたいブランドバッグのメンテナンス法

 

目次

皮専用のクリームでメンテナンス

ブランドバッグを買取に出す際にはさまざまな注意点があります。その注意点を守ることで、買取価格にも影響が出るのです。注意したい点の一つがメンテナンス。汚れや傷が目立つバッグよりも、キレイなバッグのほうが買取価格は高くなります。それもそのはず、汚れや傷があれば、買い取った側で掃除をしたり、補修をしたりしなければなりません。その分、買取価格から差し引かれてしまうことが多いのです。

それは非常に損なことだと言えます。セルフメンテナンスをするだけで、買取価格は高くなるため、自分でできるメンテナンスのポイントや方法を知っておきましょう。



■皮専用のクリームでメンテナンス
自分でできるメンテナンスとしてまずやっておきたいのが、汚れをキレイに落とすことです。そうはいっても、洗濯機で洗うといったことはしてはいけません。水で濡らしたタオルでゴシゴシ擦るといった方法もNGです。特に皮製品は水に濡れるとシミができたり、色落ちしたりすることがあります。また、皮に含まれる油分が抜けて、ゴワついてしまことも。付着した汚れは、乾いた布でていねいに拭き取りましょう。

ブラシや乾いた布で汚れを落としたら、皮専用のクリーナーで汚れを落とすとよりキレイになります。クリーナーには洗浄力の強いものもありますが、洗浄力が強いほど皮に与えるダメージも大きいので、最初は弱アルカリ性から試してみてください。できるだけ皮にダメージの少ないクリームを選ぶと失敗しません。

クリーナーで汚れを落としたら、クリームで油分と水分を補給します。クリームを塗ることで、バッグの柔軟性を保つとともにツヤを与えてくれるのです。一度にたくさん塗ろうとせず、少量ずつ塗り込んだほうがいいでしょう。クリームを塗ったら、乾いた布で余分なクリームを取り除いてください。

皮専用のクリームでメンテナンス

■皮専用のクリームでメンテナンス
ブランドバッグには皮製品だけでなく、さまざまな素材や色が使われています。そのため素材や色に合わせたメンテナンスが必要です。皮やエナメル、キャンバスなど、それぞれ専用のクリームやローションがありますので、それぞれに適したものを使うようにしましょう。主な素材のメンテナンスの注意点を挙げてみます。

【革】
皮は水にとても弱いです。水拭きをする際には、固く絞ってから使うようにしましょう。クリーナーで磨く際にはていねいに磨くこと。専用クリームの付け過ぎにも注意が必要です。





【エナメル】
エナメルに皮専用のクリームなどを使うと表面のコーティングが剥がれてしまい、ツヤが失われてしまうことがあるので注意が必要です。防水スプレーにも注意してください。エナメルのバッグに使用すると、シミになってしまうことがあります。クリームの場合も、使い過ぎてシミになるケースがあるでしょう。ムースタイプが使いやすいためおすすめです。





【キャンパス】
水で薄めた中性洗剤を布に含ませて、叩くように拭き取ります。ゴシゴシと擦ると生地を傷めてしまいますので注意しましょう。汚れが落ちたら水を含ませた布を固く絞り、水拭きをしてください。全体的にくすんでいるなどといった汚れは、手洗いをおすすめします。色落ちすることがあるので、漂白剤は使わないようにしましょう。





【ナイロン】
ちょっとした汚れはブラシで落としましょう。それでも落ちない場合は、中性洗剤を薄めて布に含ませ叩くように拭きます。部分的な汚れは消しゴムで落とせる場合もあります。洗濯機を使うと型崩れしてしまうので、手洗いをしましょう。ナイロンは熱に非常に弱いので乾燥機なども使わないようにします。






また、白のバッグは汚れが目立ちやすいです。普段から使った後は毎回ブラシでホコリを落とすようにしましょう。専用のクリームなども量を使い過ぎるとシミになることもあるので、薄く伸ばすようにしてください。どういった素材や色でも、大事なのは普段のお手入れです。ブラシで汚れを落とすだけでも違うため、こまめに掃除をするようにしましょう。

収納方法にも気を付ける!

■収納方法にも気を付ける!
特に皮製品はカビが生えやすい素材です。湿気の多い時期などは特に注意が必要です。こまめに乾拭きをして、風通しのいい空間で保管するようにしましょう。乾燥剤などを使うのもおすすめですが、乾燥剤はバッグに直接ふれないように収納します。また、乾燥剤を入れ過ぎるのもよくありません。皮の水分も吸い取ってしまいます。乾燥剤は説明書を読み、適量を使うようにしましょう。

頻繁に使うものは、カゴやラックに並べて収納し、ホコリがかぶらないよう布を乗せておきます。バッグの中に紙などを入れて保管すれば、型崩れを防ぐことが可能です。

防虫剤はバッグの塗装や接着剤と化学反応を起こし、バッグを劣化させてしまう危険性があります。収納する際に防虫剤の使用は控えたほうがいいでしょう。

メンテナンスの方法や収納方法については、購入する際に店員さんに確認すると確実。正しい方法でメンテナンスをして収納すれば、買取の際にも有利になります。

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