フォスフォフィライトは稀少性の高い宝石！その価格や特徴・石言葉について

フォスフォフィライトという石をご存知でしょうか。宝石好きの間ではレア価値がある石として有名ですが、実際には耳にしたことがない方のほうが多いでしょう。このフォスフォフィライトが注目されるようになったのは、アニメ『宝石の国』がきっかけです。いろいろな宝石が擬人化されたアニメで、フォスフォフィライトはそのうちの一人として登場しています。

アニメ「宝石の国」で有名になったフォスフォフィライトとは

フォスフォフィライトの特徴とは

フォスフォフィライトは産地や個体で差はありますが、ネオンカラーを感じさせる透明な青緑色をした鉱石です。フォスフォフィライトは光を遮断したあとにも発光を続ける「フォスフォレッセンス」という性質によるものです。

フォスフォフィライトの硬度は3～3.5で、とても柔らかい数値です。これは珊瑚や真珠と同じくらいでジュエリーとして使うためには柔らかいのと、少しの衝撃で割れてしまうためジュエリーには向かないという特徴があります。そのため、市場に出回っているフォスフォフィライトは、ジュエリーというよりも観賞用が多いのです。

フォスフォフィライトの産地

フォスフォフィライトが希少性が高い理由の一つに、フォスフォフィライトが世界中で特定の地域のみでしか産出されないということがあります。宝石質であるフォスフォフィライトの産出が稀であるとともに、産出がボリビアだけであるからです。

ボリビアで産出されるフォスフォフィライトの特徴は、他の地域と比べるとマンガンの含有量が少ないため、青緑色の美しいネオンカラーであることです。色合いが美しく透明度が高いフォスフォフィライトは、ボリビアでしか産出できないので希少性が高くなっているのです。

フォスフォフィライトの石言葉と意味

フォスフォフィライトの石には2つの意味があります。それは、「困難の克服」と「ヒーリング効果」です。困難に立ち向かっているとき、フォスフォフィライトを持っていると前向きな気持ちになれることから、困難を克服する強い心に変えていってくれるとされています。

また、フォスフォフィライトは心身ともに疲れを感じている時に、それを癒やしてくれる効果が期待できます。過去にあった辛かった思い出を克服する力を与えてくれる効果もあるため、癒やしとポジティブな心を持てるよう力を貸してくれるのがフォスフォフィライトなのです。

フォスフォフィライトのパワーストーンとしての効果には、潜在能力を引き出す効果もあるとされているので、自分に自信がない方におすすめです。

逆境

フォスフォフィライトの石言葉は「逆境」です。何かを成し遂げようとしたとき、思い通りにいかないことがあります。逆境というものは絶対に成し遂げられないものではなく、目標を達成するために乗り越えるための試練ともいえます。

逆境を目の前にすると、絶望を感じるかもしれませんが、フォスフォフィライトを持つことで逆境を乗り越えるための意欲や、目標を見失わないように強い意志を持つことができます。

無限の可能性

2つ目の石言葉は、「無限の可能性」です。人間にはそれぞれ無限の可能性が秘められています。しかし、多くの人はその可能性に気づかずにいます。中には自分は何もできないと思い込んでいる人もいますが、フォスフォフィライトを持っていると、何かの可能性に気付けるかもしれません。

また、可能性があるとは思っていてもそのきっかけが訪れていない場合、フォスフォフィライトがきっかけを与えてくれることがあるのです。自分の可能性に気づいていない人、何も取り柄がないと思っている人はフォスフォフィライトで気づきを得られるかもしれません。

挑戦

フォスフォフィライトの石言葉には「挑戦」があります。フォスフォフィライトには新しいことに挑戦してみようと思える気持ちを持たせてくれます。やったことがないことに挑戦するときは不安な気持ちになるものです。フォスフォフィライトは新しく挑戦する人を応援してくれ、不可能を可能にしてくれる力を持っている石といわれています。

フォスフォフィライトの値段

ジェムエイコーさん(@gemeiko)がシェアした投稿 – 2018年 5月月24日午前8時21分PDT

フォスフォフィライトの宝石としての販売価格

フォスフォフィライトは希少性が高い石です。宝石質のものは少なく、1.5カラットほどのジュエリーは50万円近くします。フォスフォフィライトのジュエリー自体が手に入りにくいのです。

フォスフォフィライトを婚約指輪にしてみては？

フォスフォフィライトはジュエリーとして出回っているものが少ない上に、高額です。1.5カラットほどの指輪は50万程しますので、特別なときにしか買えない金額といえます。希少性もあることから、手に入れることが難しい石です。そのことからフォスフォフィライトは特別な石であり、持っていることで特別感を得ることができるでしょう。

婚約指輪といえばダイヤモンドというのが定番ですが、フォスフォフィライトを婚約指輪にしてみてはいかがでしょうか。美しい青緑色の特別な石であることを知っていれば、それは自分だけにしかない大切なものになるはずです。

コレクターにはたまらないフォスフォフィライト

希少性が高く、ジュエリーとして市場に出回ることが少ないフォスフォフィライトですが、その石言葉は前向きになれる言葉ばかりです。フォスフォフィライトを持っていることで、逆境に負けず無限の可能性に向かって挑戦する意欲を持てるかもしれません。

フォスフォフィライトに出会えることは難しいかもしれませんが、出会えたらその可能性を信じて手に入れたいものです。