3月の誕生石でお馴染みのアクアマリンや珊瑚。パワーストンなどとして、身につけている方も多いでしょう。普段からお手入れをしっかりしていれば、一生大切に使っていただけます。ここでは、アクアマリンや珊瑚にこめられた意味や、これらの貴石を使ったおすすめのジュエリーをご紹介します。また、同じ3月の誕生石として人気のある他の貴石についても触れます。
3月の誕生石 アクアマリン（Aquamarine）
アクアマリンは透明度がとても高く、硬度の高さも特徴的です。「聡明・癒し・沈着」など、人間の気持ちを穏やかに導くと言う意味がこめられています。また、ブルー系で海のイメージがとても強く、爽やかな気持ちにしてくれるでしょう。
そんなアクアマリンは、誕生石やパワーストーンとして若い方を中心に人気を得てきました。アクアマリンの原石だけを持ち歩いて運気をアップさせようとする方もいる一方で、アクセサリーとして身につける方も多いでしょう。
古代から人々を魅了してきたアクアマリン、現代もなお注目の貴石としてあらゆる世代から支持されています。ガラス光沢のように美しいアクアマリンは、アクセサリーとして身につけているだけで顔が明るくなり、気持ちも前向きになれます。
アクアマリンの意味
アクアマリンを見ると、青く澄みきった海を思い出す人も多いでしょう。アクアマリンは古代から、「海の水を象徴する石」として海の安全を守る貴石として慕われてきたのです。また、長い海路を長い人生に例えて、幸福な結婚や円満な家庭を築くためのお守りとしています。
アクアマリンをあしらったおすすめジュエリー
ここでは、人生における幸福を導くためのアクアマリンをあしらったおすすめのジュエリーをいくつかご紹介いたします。4℃や、ティファニーなどのブランドから販売されているアクアマリンに注目です。
また、長く使っていただくために、アクアマリンのお手入れに関しても触れています。
4℃のアクアマリンジュエリー
4℃からは、アクアマリンとイエローゴールドのコラボレーションが美しいネックレスをご紹介します。選び方のポイントは、アクアマリンと一緒に使用されている素材やお手入れのしやすさも考慮しましょう。
K10イエローゴールド ネックレス
引用元：4℃
K10イエローゴールド ネックレスは、水滴をイメージした可愛らしいネックレスです。シンプルながらもゴールドラインで囲まれたアクアマリンが、首元を爽やかに飾ってくれます。気分を変えたい日には、少しだけゴージャスに重ねづけもできるネックレスです。
普段着にもマッチするサイズ感も魅力的ですね。普段着にアクセントをつけたい女性や、誕生石やパワーストーンとして肩身離さずいつも身につけていたいという方におすすめです。
4℃公式：www.fdcp.co.jp/4c-jewelry/
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ティファニーのアクアマリンジュエリー
ティファニーブランドからご紹介するのは、素材のカットにこだわったアクアマリンのペンダントです。こうして、ブランドごとの素材カットの拘りにも注目してセレクトしてみてくださいね。
カラー バイ ザ ヤード™ ペンダント
引用元：Tiffany＆Co.
0.06カラットのアクアマリンをラウンドカットにして、スターリングシルバーにセットしたスタイルのペンダントです。ラウンドカットされたアクアマリンは、より多くの光をとらえてきらびやかに輝くため、首元を明るくして若々しさを表現してくれるでしょう。
誰が見ても高級感あるアクセサリーなのに、コストパフォーマンスの良さも光ります。
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アクアマリンのお手入れ方法
アクアマリンは、日常的に丁寧なお手入れを意識していれば、一生楽しんでいただけますよ。硬度が高く傷がつきにくいアクアマリンは耐久性のある石です。お手入れ自体に難しさを感じることはないでしょう。
一方で、脂を吸収しやすいという特徴をもっているため、ネックレスやピアス、ブレスレットなどとして肌に装着した後は、乾いた布で皮脂を拭き取る必要があります。万が一、アクアマリンについた皮脂を拭き取らずに装着を繰り返せば、劣化や輝きを失う原因になります。
アクアマリンという宝石をご存知ですか？その名前の通り、海の色と同じような鮮やかな青色をした宝石です。今回はこのアクアマリンについて知っていきましょう。産地はどこなのか、価値を決めるのはどのようなポイントなのか解説していきます。 […]
クリーニングについて
アクアマリンの汚れが気になる時は、温めの石鹸水で丁寧に洗浄しましょう。また、自宅にあるスチームクリーナーや、超音波洗浄器などを使用しても安全にクリーニングすることができます。ただし、フラクチャー（内部の亀裂）などを含有していない場合に限ります。
使用上の注意点
アクアマリンは熱に弱いため、高温の場所を避けたり、直射日光などが当たらないようにしたりする必要があります。フッ酸という物質により破損するケースもあり注意が必要です。また、アクセサリーとしてのアクアマリンのお手入れは、それ以外の素材についても気を使う必要があります。
女性のアクセサリーの代表と言えば、指輪ですね。四六時中身につけているため、指輪のお手入れなしでは汗などで黒ずみやくすみが生じやすくなります。また、素材によっては衝撃を受けやすく、破損の原因にもなるでしょう。大切なアクセサリーだからこそ、末永[…]
3月の誕生石 珊瑚（コーラル – Coral）
3月の誕生石と言えば、アクアマリンを想像する方が多いでしょう。ここでは、アクアマリンと同じくらいに人気の高い珊瑚についてまとめています。
珊瑚は別名、コーラルなどとも呼ばれていて、薄いピンクから鮮やかな赤など色彩も豊富です。アクアマリンとの共通点は海に関係した意味をもつという点です。
珊瑚の意味
珊瑚は、古代からその美しい見た目により、装飾品として取引されてきました。昔から日本や中国などのアジアを中心に採取されてきたため、日本人にとっては馴染み深くリラックス効果をもたらせてくれるでしょう。
珊瑚は富と繁栄を意味し、珊瑚を装着していれば、その家系は金運・商売運・良縁にも恵まれるとされています。日本では結婚35年の結婚記念を「珊瑚式」と呼ぶなどして、珊瑚をあしらった指輪やアクセサリーを贈り合う夫婦もいます。
また、仏教における7宝のひとつとしても認知されてるため、数珠の玉として利用されることもあるでしょう。
珊瑚のおすすめジュエリー
日本人になじみ深い歴史や由来のある珊瑚。ジュエリーとして加工された珊瑚も魅力的です。ここでは、おすすめの珊瑚ジュエリーをブランド別にご紹介いたします。
ヴァンドーム青山の珊瑚ジュエリー
サンゴピアス
引用元：Vendome Aoyama
今にも真っ赤な珊瑚ハートが飛び出してきそうな可愛らしいピアスです。真っ赤な珊瑚とゴールドイエローのコラボレーションが小ぶりながら最も存在感を醸し出します。気品さにキュートさも加わった注目の珊瑚アクセは、結婚記念日などのプレゼントとしていただくのも嬉しいですね。
上質な日常使いのジュエリーを提案するヴァンドーム青山（VENDOMEAOYAMA）。公式オンラインストアでは、新作をはじ…
agete（アガット）の珊瑚ジュエリー
K10リング
引用元：agete（アガット）公式通販
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アガットは、海の宝石とも言われる珊瑚をアクセサリーとしてコレクションに取り入れています。その中で最もおすすめしたいのが、こちらのK10リング。4隅のダイヤモンドと、ゴールドの枠が珊瑚の赤みを引き立てます。豪華になりすぎない存在感が普段使いに最適ですね。
agete（アガット）公式：agete.com
珊瑚のお手入れ方法
珊瑚は酸に弱い炭酸カルシウムです。よって、汗をかいた肌に触れると白っぽく変色してしまいます。さらには、珊瑚の光沢が失われてしまうでしょう。また、酸味のあるジュースや果汁を垂らしたりすると、急速に劣化してしまいます。その場合は、素早く布（柔らかめの布）で拭き取るなどの対処が必要です。
特に、人気の高い鮮やかな色をした赤珊瑚については、人の肌に摩擦し続けることで色あせが起こりやすくなるため、お手入れ時はゴシゴシと力を入れないようにしましょう。
海の中で育つ珊瑚ですが、珊瑚といえば水槽の中に入れて観賞用で楽しむイメージが強いでしょう。この観賞用の珊瑚とは異なる宝石として楽しむ珊瑚があるのです。それは真っ赤な珊瑚で「赤珊瑚」といいます。今回は赤珊瑚はどこで獲れるのか、その価値について[…]
重曹を利用したクリーニング
「布で拭いただけでは珊瑚の汚れがとれない…」と気になり始めたら、重曹を使ったクリーニングを試してみてください。以下の手順で重曹クリーニングをすれば、珊瑚に付着した頑固な汚れを落とすことができるでしょう。
- 【準備する物】
○水：重曹 （8：2の割合で用意）
○洗面器
○乾いた柔らかい布
- 水と重曹を洗面器などの中で混ぜ合わせます。
- ①に珊瑚を入れて指で撫でるように優しく洗います。
- 重曹が残らないようにしっかりと洗い流します。
- 柔らかい布で拭き取り、自然に乾燥させます
※珊瑚は熱に弱いため、ドライヤーで乾かすことは控えてください。
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専門店に相談
珊瑚のお手入れをしっかりしていても、使用しているうちに珊瑚の輝くような光沢は次第に失われていくものです。そのような時は、専門店にクリーニングを依頼することをおすすめします。研磨剤などを使用して美しく蘇らせてくれるでしょう。
保管方法にも気をつける
有機物である珊瑚は、他の石と比較すると脆くて傷つきやすいです。ちなみに、珊瑚の硬さは人間の歯程度と言われています。宝石箱で保管する時は、なるべく他のアクセサリーとぶつからないように間隔を開けて保管しましょう。
3月の誕生石・その他
アクアマリンや珊瑚のようなメジャーな3月の誕生石の他にも、愛情・優美を石言葉とする「モルガナイト」、勇気や救済を意味する「ブラッドストーン」などがあります。これらの誕生石の中から、自分にベストな貴石を選ぶ時は、外観の好みだけでなく石のもつ意味などから選んでも良いでしょう。
3月誕生石は海の宝物、アクアマリンやコーラルが人気！
3月の誕生石の代表と言えば、アクアマリンやコーラルと言えるでしょう。他にも、モルガナイトやブラッドストーンなどの誕生石も人気ですよ。大手ジュエリーブランドでは、これらの誕生石をゴールドやシルバー、ダイヤなどとうまく組み合わせて、存在感のあるジュエリーとして提供しています。
大切な方からの誕生日プレゼントや、ホワイトデーのお返しとしていただけると嬉しいですよね。
