人気の腕時計ロレックスの中でも、実用性もありながらシンプルでリーズナブルという「ロレックス入門」に相応しいと言われているエアキング。エアキングの歴史から型式ごとの特徴など、その魅力をご紹介します。
ロレックスのエアキングはどんな腕時計?
エアキングは、精度や防水性といったロレックスの実用性はそのままに、「シンプル」「スモールサイズ」「リーズナブル」というロレックス初心者にも使いやすい特徴を兼ね備えています。ここではエアキングの歴史や知っておきたいポイントをご紹介します。
エアキングは現存する最古のペットネームモデル
愛称のことを「ペットネーム」と言います。エアキングは1940年代後半に誕生しており、その他のペットネームモデルは古いものでも1950年代になってからのものであるため、エアキングは現存する最古のペットネームモデルであります。そういった理由からもエアキングは時計愛好家の中で人気を博しています。
2014年に文字盤から「Air-king」の印字が消え、実質的に生産終了かと思われましたが、その後2016年にブラッシュアップされて復活しました。そう言ったドラマチックな流れで登場した新作ですから、より注目度が高くなっています。
公式サイト:https://www.rolex.com/ja
ロレックスの時計は、最高品質の原料から製作され、細部に至るまで注意を払って丁寧に組み立てられています。ロレックス コレク…
今でも人気のロレックス旧型エアキング!型番別にご紹介
長い歴史のあるエアキングは何度かモデルチェンジしており、それぞれの型式に魅力がありますが、旧型のエアキングは今でもとても人気があります。
ここでは旧型のRef.5500、Ref.14000、Ref.14000Mについてご紹介します。
アンティークとして取引されるRef.5500
出典:Amazon
腕時計の世界でアンティークとして取引されるのは、1940年代後半から1960年代のものであると言われています。
1940年代後半に誕生した初代エアキングの「Ref.5500」は、アンティークの腕時計ということになります。このRef.5500は1990年まで44年間生産が続いたロングセラーであるため、中古として手に入れることが可能なモデルです。
高精度化したRef.14000
1990年に登場したRef.14000は、ロレックスの他モデルである「エクスプローラーI」と同じムーブメントでるCal.3000/Cal.3130を搭載している高精度な型式です。防風ガラスはプラスチックからサファイアクリスタルに変更されました。
より精度が安定したRef.14000M
デザインに大きな変更はありませんが、テンプを両側から支えることでより精度を安定させメンテナンス性も高めたといわれているのが2001年に誕生したRef.14000Mです。
ムーブメントはCal.3080からCal.3135へと変更されました。
女性にも似合うサイズのRef.14200
2007年に登場したRef.14200はボリューム感を増したケースや一体型フラッシュフィット、オイスタークラスプの採用などで雰囲気を一新させ、クロノメーター化も果たしたモデルです。
ピンクインデックスの文字盤など可愛いデザインも登場
出典:Amazon
Ref.114200の34mm径という小振りなサイズは女性にも似合うサイズです。また、ピンクインデックスの文字盤など、今までにない可愛い文字盤の登場で、より女性に嬉しいデザインとなりました。
新作のRef.116900
前述したように、2014年に「Air-king」の印字が消え実質的に生産終了となっていたエアキングが復活したのが2016年。よりブラッシュアップして登場したRef.116900です。ケース径は40mmへとサイズアップしました。
ここでは大きくデザインを変えた文字盤など、その特徴をご紹介します。
エアキングにはロレックスのロゴや”王冠マーク“など文字盤をカラーリング
Ref.116900のデザインの特徴として、ロレックスの象徴といえる“王冠マーク”が黄色にカラーリングされています。また、「ROLEX」のロゴは緑にカラーリングされており、ロレックスのブランドカラーである緑でカラーリングしたというところに新作エアキングにかける情熱が伺えます。
ロレックスエアキングの定価や価格.comでの相場、中古価格はどれくらい?
エアキングは、比較的リーズナブルであるというところも「ロレックス入門」に相応しい点とされています。その価格はどれくらいなのでしょうか。定価や価格.comでの相場、中古価格に分けてご紹介します。
新品のロレックスエアキングの相場
新作であるRef.116900の国内定価は637,200円(税込)です。価格.comでの価格は、Ref.116900のアラビア・オイスターブレスレット・ブラックで647,800円(税込)~(2018年9月現在)となっております。
中古のロレックスエアキングの相場
中古の価格は、状態により差がありますが、価格.comではRef.116900「アラビア・オイスターブレスレット・ブラック」の状態の良いもので612,980円(税込)で売られていました。(2018年9月現在)
アンティーク品である初代Ref.5500は、44年間生産されたロングセラーであるため中古品でしたら比較的流通しています。仕様の違いとコンディションにより価格に差がありますが、ネット市場ではだいたい328,000円(税込)~528,000円(税込)くらいで取引されているようです。
ロレックスエアキングの買取価格は?
エアキングの買取も知っておきたいポイントかと思います。
ロレックスといえばスポーツモデルという印象があり、スポーツモデルの方が値上がりしやすいと考えられておりますが、スポーツ系ではないエアキングも値上がりが見込めるのですここではその例をご紹介します。
エアキングは高価買取される
エアキングはロレックスの中でも低価格ながらエクスプローラーIと同じムーブメントを搭載しているため、コストパフォーマンスに優れた腕時計として中古時計市場でも人気があります。そのため、エアキングは高価買取される可能性が高いモデルです。
青文字盤のRef.14000は価値が2倍にも!
出典:Amazon
ノンクロノメーター仕様であるRef.14000は、発売当時20万円前半であり、ロレックスの中で最も安いモデルでした。2010年に14万円程で取引されていた青文字盤のRef.14000は、2017年には28万円程になっており、価値が2倍になっています。
時計通にもロレックス初心者にも人気のエアキングで「ロレックス入門」しよう
ロレックスという誰もが知る高級時計の中ではリーズナブルな価格で持つことができるエアキング。長い歴史がありモデルチェンジを経ながらも、そのシンプルさを保っているところがかっこいいですよね。時計通にも認められるエアキングでロレックス入門してみてはいかがでしょうか。
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