買取不可になるブランド品の特徴!偽物やギャランティーカードなし以外にも理由があった!?

ブランドを売る時にできるだけ高く買い取ってもらいたいですよね。しかし、ブランド品であっても買取不可になるものがあります。ここでは買取不可になるブランド品はどのようなものなのか、買取不可にならないようにするためにはどうしたらいいのかを解説していきます。

買取不可のブランド品とは?

買取不可のブランド品とは?

コピー品・コピー品の疑いがあるブランド品

最近は、ブランド品を模倣したコピー品が多く出回っています。その中には、素人ではブランド品と見分けがつかないほど精巧に真似ているものもあります。

しかし、ショップ側は厳しい目でコピー品を見分け、コピー品であるまたはコピー品の可能性があると判断されると買い取ってもらえません。買取不可の判断は、刻印の位置や製造番号の有無などからチェックします。

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並行輸入品も買取不可

正規品と同じもので、値段だけ正規品より安いものを「並行輸入品」といいます。しかし、この並行輸入品の中にはコピー品が多く存在しています

ショップは買取するものがコピー品だった場合、持ちこんだ人に「コピー品なので買取できません。」とは言えませんので、新品同様できれいな状態なのに買取不可だと判断された場合は、コピー品である可能性が高いことを理解しましょう。

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ギャランティーカードがないブランド品も買取不可

ブランド品を買取してもらうためには、ギャランティーカードがあると買取への確実性を高めることができます。そのブランド品の代表格は、クリスチャンディオール・シャネル・クロムハーツ・プラダなどです。

ブランドショップの中にはギャランティーカードが必要と定めている所もあるので、ブランド品を購入した際は付属品は保管しておくようにしましょう。

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ニオイ、汚れがひどいもの

ニオイが染み付いたブランド品も買取不可の対象です。新品同様にきれいな状態でも、タバコや香水のニオイが染み付いてしまっていては買取不可になってしまいます。香水のニオイには好き嫌いがありますので、香水を使うときはブランド品を身につけた状態で使用しないようにしましょう。

また、香水の成分でブランド品が傷むこともありますので、気をつけましょう。

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ハイブランド品以外のアイテムも買取不可

ブランド品の買取専門店の中には、一般大衆向けのブランドは買取をしてくれないところがあります。コーチやバーバリーなどのブランドは買い取ってもらえても、安い価格になってしまうことが多いです。

高級ブランドと世間で認識されているブランド以外のものを買取不可にしている店もありますので、買取希望をする際は注意しておいたほうがいいでしょう。

ハイブランド品なのに買取不可になる場合もある

ハイブランド品なのに買取不可になる場合もある

ブランド品の買取をしてもらうとき、ハイブランドのものであればどんなものでも買取可能かというと、そうではありません。いくらハイブランドであっても店によっては買取不可なものがありますので、気をつけておきましょう。

流通量が多すぎるもの

ハイブランドであっても、流通量が多いものはその分だけ価値が下がってしまいます。有名なブランドだけどよく見る、買取ショップに在庫がいっぱいある、というものでは買取不可になります。

店が求めていないもの

ブランド専門の買取店は、このブランドなら買取します。というように、ブランドを絞って買取しているところもあります。また、ブランドとメーカーの区別がつかず買取ショップに商品を持ち込み、買取不可となることもあります。ブランド買取ショップがどのブランドなら買い取るのかを事前にリサーチして持ち込むようにしましょう。

シリアルナンバーに傷があるもの

ブランド品が正規品であっても、シリアルナンバーに傷がついている場合は盗品ではないかと疑われます。ナンバーに傷がついていると、盗品でシリアルナンバーをわざと傷つけて加工することが多いので、ナンバーに傷があったり薄くなっているブランド品は買取不可になることがあります。

ブランド品がただ同然になってしまう場合

ブランド品がただ同然になってしまう場合

汚れがひどいもの

汚れがひどいブランド品は買取不可、またはただ同然になります。例えば、バッグの内側が汚れているものは、いくら外側がきれいであっても買取してもらえない場合が多いです。将来的に、買取を希望している場合は外側だけではなく内側もきれいに使うようにしましょう。

また、エナメル素材の場合は保管状態が悪いと、革の部分がベタベタになってしまいます。その状態だと買取不可になるので、保管方法を充分注意しておきましょう。

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ジッパーなどが壊れているもの

ジッパーなどが壊れているブランド品も、買取不可またはただ同然での買取になってしまします。壊れているものは直してからリサイクルされることがありますが、その補修にかかる費用は高額です。そのため、商品の査定から補修の費用が差し引かれることで高額買取は不可能になります。

ダメージがひどいもの

ハイブランド品であっても、ダメージがひどいものは修理に費用がかかるため、買取金がただ同然になる場合があります。汚れがひどい場合はクリーニングしてから持ち込んでみましょう。

ブランド品をより高く買い取ってもらう方法

ブランド品をより高く買い取ってもらう方法

本物である証拠として直営店・正規店で買う

買取不可になるコピー品を買わないためにも、オークションやあまり知られていないショップでのブランド品の購入は避けましょう。

最近のコピー品は、一般の人では見分けるのが難しいほど精巧に作られています。並行輸入品だと思って購入したものがコピー品だった可能性もありますので、購入するときは免税店やデパートに入っている正規販売店か直営店で購入しましょう。

日頃の手入れを怠らない

ブランド品を持っている場合、日頃のお手入れを心がけましょう。

バッグや財布の革には目に見えない小さな穴が空いていて、そこに埃や手垢が入り込んでしまいます。それをそのままにしておくと、埃が湿気を吸い、しつこい汚れになってしまいます。長期間汚れを放置しておくと、黒ずみやカビの原因になりますので、使用したらすぐに手入れしなければなりません。

使用したら革用のブラシでブラッシングして乾いた布で表面を優しく拭き取ることを毎回行いましょう。また、革は水に弱いので、雨の日には使用を避けたり、使用したら必ずお手入れをするようにしましょう。ブランド品を丁寧に使用していたかどうかで値段の付け方が変わってきます。

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ニオイをつけないようにする

もしも将来的に買取をしてもらう場合、ブランド品にニオイをつけないことが大切です。特にタバコや香水のニオイは嫌う人が多いです。日頃から、香水のついたものと一緒に保管しないようにするなど、心がけて使うようにしましょう。

ニオイが気になるときは、ブランド品を定期的に風通しの良い場所に置いて、ニオイを飛ばすのも効果的です。

買取不可のブランド品になる前に日頃のメンテナンスをしっかり行おう

ブランド品の買取業者は、正規品とコピー品を見極める確かな目を持っているので、コピー品、またはコピー品と疑われるものは買取不可になります。ブランド品を購入するとき、いずれ買取を希望する場合は正規店や直営店で購入することが大事です。

そして、日頃からメンテナンスをしっかりしてブランド品を大切に使うことが高く買い取ってもらうことにつながります。