【2018年版】リセールバリューの高い時計ブランドやモデルを大公開!買取価格が下がらない腕時計はコレ!

高級腕時計は非常に高い買い物なので、失敗は避けたいですよね。高級腕時計を選ぶ際に考慮するものとして、リセールバリューがあります。リセールバリューは時計の価値を決めるものの1つで、購入する際の重要な決め手として捉えている人が多くいます。リセールバリューの高い時計にはどんなものがあるのかをご紹介します。

リセールバリューとは?どんな時計が良いの?

リセールバリューとは?どんな時計が良いの?

高級腕時計は大変に高価ですが、長く付き合っていくことができるアイテムです。一生にわたって着け続けることができる、といっても過言ではない存在でしょう。

しかし年齢を重ねるにつれて趣味やファッション、ライフスタイルが変わり、今まで着けていた時計を使わなくなることもあります。
このような合わなくなった時計を買取に出したときの、買った値段に対する価値のことをリセールバリューと言います。同じ意味でリセール率や換金率と表記されることもあり、「○○%」と示されます。

高い買取価格がつくものが、リセールバリューの高い・良い時計です。反対に買い取りに出してもそれほど値段がつかないようなものが、リセールバリューの低い・悪い時計ということになります。

何かを購入しようとするときは値段や大きさ、デザイン、機能、さまざまな点を考慮して買うものを決めますが、リセールバリューは高級腕時計購入の場合の重要ポイントの1つとされます。

どのような時計がリセールバリューが高いかというと、人気がある時計です。新品ではなく中古品市場で人気があり、需要が多いものが、リセールバリューの高い時計になります。リセールバリューは次のようなポイントで決まります。

  • 希少性
    もう製造されていなくて新品では買うことができず、中古品の争奪戦が行われている時計が、リセールバリューの高い時計です。限られた期間や数量しか製造や販売が行われなかった限定品や、何かの記念モデル、プレミアム付のものなどが、リセールバリューの高い時計になる可能性が大きくなります。
    こういったものの中には新品より高い値段で取り引きされているものもあり、資産性の意味でも高く注目されます。反対に製造が今も続いていて、簡単に新品を入手することができるような時計はリセールバリューも期待できません。
  • 需要
    中古品で買い求める人が一定数いるような時計も、リセールバリューの良い時計です。
    新品での購入もできるけれど中古品で買うほうが得、という時計がこれにあたり、中古品市場で人気となります。需要があれば中古品販売店も品揃えをする必要があり、買い取りも積極的に行わなくてはならなくなります。
    したがってリセールバリューも高くなりますが、希少性の高い時計ほどのリセールバリュー上昇は考えられないでしょう。

2018年版!腕時計のリセールバリューランキング上位ブランドは?

リセールバリュー第一位は王道のロレックス

ロレックスはサブマリーナやデイトナなど時計に詳しくない人でも知っているようなモデルを出している、有名な腕時計ブランドです。

高級腕時計の代名詞的存在で、リセールバリューも高い時計です。とくにリセールバリューが高いタイプはサブマリーナやデイトナ、エクスプローラーといったスポーツタイプのモデルで、その中でもステンレス製の時計は買取に出したとき、かなりの高額での取り引きが期待できます。

ここ数年はデイトジャストやデイデイトといったスタンダードモデルも人気が上昇していて、値崩れのない安定した価値を持つブランドとしての地位をさらに強固なものとしています。

さまざまな男性から支持を得ているオメガが第二位

オメガはスウォッチグループの中心的立場に置かれている時計ブランドで、幅広くいろいろなタイプの男性から支持されています。代表モデルと言えば、初めての人類による月面着陸のときに使用されていたスピードマスターです。

どんな状況下でも正確に時を刻む耐久性が評価され、アメリカ航空宇宙局の公式時計として使用され、現在でも定番モデルとして高き人気を得ています。他のシーマスターやコンステレーション、デビルといったモデルにもファンが多くついていて、高級腕時計としてはロレックスに次ぐブランドに位置付けられています。

リセールバリューももちろん高く、買い取りの際は高額で取り引きされます。ロレックスと同じようにスポーツモデルがとくに人気があり、また限定品もかなり価値が上がっているタイプが多くあります。さまざまな付加価値がついて、驚くような価格で買い取りされることがあります。

腕時計のリセールバリュー第三位パテックフィリップ

一般的にはそれほど知られてはいないものの、高級腕時計としては有名なブランドです。

ヴァシュロンコンスタンタン、オーデマピゲ、そしてこのパテックフィリップは世界三大高級腕時計ブランドとされているほどで、竜頭式巻き上げ式やミニッツリピータ、パーペチュアルカレンダーといった複雑な機構を得意とし、その評価や実績から腕時計マニアの中にはパテックフィリップこそを最高ブランドと位置付ける人も少なくありません。

ノーチラス、カラトラバ、アクアノートがパテックフィリップの定番で、世の中に出回っている量はとても少なく、希少性は非常に高くなっています。腕時計マニアの中での人気は絶大で、とくにステンレス製のものに人気が集中しています。

Patek Philippe SA

世界最高の時計ブランドの公式ウェブサイト。パテック フィリップのコレクション、歴史、タイムピース、出版物を発見してくださ…

知名度が高くなってきたウブロ

1980年に誕生したウブロは、ここ数年、急に知名度が高くなってきた時計ブランドです。ゴールドケースにラバーストラップを合わせるという組み合わせはスタイリッシュで、非常に斬新だと高く評価されました。丸形のビス留めベゼルがウブロの最大の特徴で、ここからブランド名も付けられたとされています。

リセールバリューの点でも以前はそれほど注目されてこなかった時計ブランドです。しかし世界で活躍するスポーツ選手や芸能人が付けていたことから知られるようになり、それにともなって買い取りも人気が上昇しました。中古市場においては、もっとも勢いのあるブランドでしょう。

とくにビッグバンやアエロバンといったモデルは斬新なデザインが高く評価されていて、人気があります。またブームとなる以前のモデルも徐々に注目度を高めつつあります。

デザイン性の高さが人気のパネライ

カルティエと同じリシュモングループの一員であるパネライは、デザイン性の高さで高評価を得ている時計ブランドです。パネライの代名詞とも言える大型スタイルはイタリア海軍の軍用時計から受け継がれているもので、一世を風靡しました。

ルミノールとラジオミールを軸に展開し、ともに高いリセールバリューを維持しています。レアなモデルであればロレックスに匹敵するリセールバリューの高さで、スタンダードタイプでも相応の価値が認められます。

ロレックスでリセールバリューの高い時計3選

ロレックスは高級腕時計でありながらも実用性を追求し続けている、名実ともにトップの地位にある時計ブランドです。完全防水ケースをはじめとして、360度回転ローターを採用した自動巻き上げ機構、日付表示といった多くの「世界初」を開発し、腕時計の実用性向上に多大な貢献をしています。

サブマリーナデイト

サブマリーナはロレックスのモデルの中でも1番に名前が挙げられる、代名詞的なモデルです。アンティークモデルも人気があり、高額で取り引きされているものがたくさんあります。反面金無垢モデルや5桁モデル、赤サブといったモデルは喉から手が出るほど欲しがるモデルでかなり高額の時計となっていますが、現行モデルも安定した価格相場になっています。

またデイト機能がついているサブマリーナデイトも人気で、高いリセールバリューが期待できます。

デイトナ

サブマリーナが知名度No.1モデルということができるのに対し、デイトナは人気No.1ということができるモデルです。常に安定して需要があり、取引価格も高額を維持し続けています。5桁のエルプリメロや金無垢モデル、手巻きのアンティークはもちろん、現行モデルも高価格で取り引きされています。

GMTマスターII

GMTマスターは廃盤になった先代GMT16710について急に人気となり、相場が上げったことで、全体的に注目を集めるようになったモデルです。カラーベゼルの廃盤によっても人気が集まり、また多くのモデルが一時期のほぼ倍の値段で取り引きされるに至っています。

オメガでリセールバリューの高い時計

オメガは1985年の創業当時から多くのヒット商品を出し続けている、トップブランドです。正確性や機能性に対して絶対的な信頼が寄せられ、1969年に人類初の月面着陸に成功したアメリカ宇宙飛行士の腕に着用され、「月に行った時計」となりました。1932年からのオリンピック公式時計への採用も最多となっています。

スピードマスター

スピードマスターはバリエーション豊富に展開されていて、比較的どのタイプも安定した人気があります。限定した一部のものだけに人気が集中しているわけではないので、安心して好みのものを選ぶことができる点は大きなメリットと言えるでしょう。

ただしメンテナンスにかかる費用が若干高めなため、ベストコンディションではないものは、買取の際に大きく値引きされることがあります。

シーマスター

スピードマスターと同じように多数のバリエーションで展開されていて、人気があるもの・ないものが分かれています。プラネットオーションなどは人気があり、リセールバリューも高くなっています。

カルティエでリセールバリューの高い時計

ジュエリーでトップブランドのカルティエは、時計ブランドとしても長い歴史と高い格式を持っています。女性から大人気のパシャがカルティエの代表的な時計として有名ですが、男性からもタンクやサントスなど人気となっています。

ジュエリーブランドでもあることからファッション性が高いためおしゃれ目的で、一定の文字盤に使用されている宝石などに価値があることから資産として持たれることも多いブランドです。

カリブル

時計部分が大きく、ムーブメントが覗ける点が多くの男性から支持されています。安定的に高い需要があり、いつ買い取りに出しても一定の高額買取が行われています。状態の良いものを探している買い手が常にいることにより、多くの買取店で歓迎されます。

ドライブ

2016年に発売された、男性向けモデルです。最新モデルなので買取に出されることは少なく、中古市場であまり目にしません。珍しさから高価で取り引きされると期待できます。

ゼニスでリセールバリューの高い時計

時計としての価値ではロレックスに引けを取らないゼニスは、「むしろゼニスのほうがロレックスより上だ」とも言われるブランドです。海軍用計測器やポケットウォッチで知名度を上げ、巨大ブランドへと成長しました。そこで培った技術力で、国際見本市や展覧会で2,000を超える多くの賞を受賞しています。

毎時3万6000振動のムーブメント・エルプリメロは「20世紀におけるムーブメントの傑作」と評価され、他ブランドでも多く採用されています。

多くのモデルを次々と発売し、比較的早いスピードで商品の入れ替えを行うことでも知られています。廃盤となるモデルは他ブランドよりも多いのですが、生産数も多いために希少性からの価格上昇があることは考えにくいブランドです。

しかしモデルチェンジも含めると非常に多くの種類のものがあり、中古市場ではお気に入りの1本を探し出す楽しみがある時計としての人気もあるブランドです。

エルプリメロ

ゼニスのメインラインとして展開されている、クロノグラフです。文字盤から内部が覗けるようになっていて、傑作とされ、このラインの名前にもなっているムーブメント・エルプリメロの動きを楽しむことができます。

メカが好きな男性にピッタリなラインで、2009年の商品再編では高級感を増したラグジュアリーなモデルも投入されました。モデルごとの人気の差が大きく、リセールバリューの高いものと、そうでないものがあります。

エリート

いろいろなモデルが展開されていて、中古市場にも多く出回っています。そのため買い取りにおいても高額での取引とはなりにくいものの、回転率が良いことから品薄となっている買取店では高価な買取をしている場合もあります

ブルガリ・ルイヴィトンでリセールバリューの高い時計

ブルガリはジュエリーやバッグ、香水などファッション全般にわたって幅広く展開しているブランドです。それほどの高価な価格帯ではなく、また流通量も多いことから時計についてのリセールバリューも高いとは言いにくいものになっています。しかし海外では人気なため、海外向けの中古市場では比較的高い価格で取り引きされています。

ルイヴィトンは日本でもっとも人気のあるブランドで、東アジア全体でも人気No.1となっています。腕時計発売は2002年とつい最近ですが、ブランドとしての知名度の高さから一定の注目度があります。

ディアゴノ(ブルガリ)

ブルガリの中で1番知名度のあるスポーツモデルです。オーソドックスなタイプからディアゴノプロフェッショナルやディアゴノアルミニウムといったマニア向けのものまで、幅広く人気があります。

その中でもとくに人気で高いリセールバリューとなっているのが、カリブロです。カルブロはブルガリ自社製のムーブメントの名称でもあり、その名前のモデルは高く評価され、注目を集めています。

タンブール(ルイヴィトン)

ルイヴィトンはこのタンブールをメインに、さまざまなラインナップで幅広く展開しています。もともとの時計ブランドではないものの品質は最高レベルの評価を受け、世界最大の腕時計フェアバーゼルワールドでの注目度もトップクラス級です。

グランドセイコーのリセールバリューはどれぐらい?

ロレックスをはじめとしてオメガ、カルティエなど、リセールバリューの高い時計ブランドは、海外ブランドの名前が挙がります。そんな中で日本ブランドの時計で唯一、リセールバリューの高い時計とされているのが、セイコーのグランドセイコーです。

グランドセイコーはセイコーの最高級ラインで、多くのモデルに独自技術のムーブメントを採用し、その精密さは世界中から注目を集めています。

スプリングドライブシリーズは全般的にリセールバリューの高いシリーズですが、その中でもダイバーズは買い取りにおいて群を抜いて優れているラインです。

スプリングドライブGMTが65%前後のリセールバリューであるのに対し、ダイバーズは70%近いリセールバリューとなっているものがあります。定価72万円のダイバーズSBGA031の買取相場は48万円、定価62万円のSBGA029についての買取上限額41万円になっています。

また自動巻きのものもリセールバリューは高く、定価60万円の自動巻きBGA011について買取上限額39万円、定価50万円のSBGA011について買取価格32万円という好条件で取り引きされた実績を持っています。

リセールバリューの高い時計で頼りになる相棒を手に入れよう!

価値のある高級腕時計はいざという時に頼りになる、心強い相棒となってくれます。リセールバリューに注目して、価格以上の価値がある1本を選んでください。