ロレックス『ヨットマスター』はこれを見ればすべてわかる!中古価格や定価・買取について店

高級時計ブランドのロレックスが、スポーツウォッチを展開していることをご存知でしょうか?ロレックス『ヨットマスター』は、富裕層のために作られた世界で最高級のスポーツウォッチです。スポーツウォッチといえばカジュアルなイメージがありますが、ロレックスのヨットマスターはカジュアル過ぎない、ビジネスシーンでも映えるデザイン性が人気です。今回は、ロレックス ヨットマスターが選ばれている理由をご紹介します。

独特の素材に注目!ロレックス ヨットマスターとは?

独特の素材に注目!ロレックス ヨットマスターとは?

斬新な光沢感が高評価、ロレジウム

ロレックスのヨットマスターを形作る素材として最も注目したいのは、ロレックス独自の技術で加工された『ロレジウム』です。ロレジウムとはロレックスによる造語で、『ロレックス+ステンレススチール(SS)+プラチナ(Platinum)』から名づけられました。

ロレジウムの名を世界に知らしめたロレックス ヨットマスターは、1992年にアウトドアやビーチリゾートを楽しむ富裕層をターゲットに開発されたスポーツウォッチです。

発売当初は18Kイエローゴールドのみのラインナップでした。1999年にステンレススチールとプラチナを組み合わせた、ロレジウムモデルが発表されてからは、斬新で異色といえる光沢感が世界中で大ヒットしました。

スポーツウォッチとは思えないほどの高級感と重量感、そして高級感は日本国内でも多くのファンの心を掴み、今でも愛され続けています。

クールさとモダンさを合わせ持つダークロジウムも登場

『ダークロジウム』は2016年に発表された、またしても新素材を取り入れたヨットマスターのモデルです。ダークロジウムは、ロジウム素材を元にロレックスが独自に作った新素材の金属の一種です。

プラチナのような白っぽい輝きが特徴的なロジウムに、ガンメタリック加工を施した独自技術により、ロレジウムとはまた違った光沢感を実現しました。ダークロジウムは角度によって、黒にもシルバーにも見える独特の光沢が今までには類を見ないガンメタリックカラーとして注目を集めました。

ダークロジウムの文字盤は、黒やシルバー単色の文字盤と比べてみると高級感が増したデザインであることがわかります。エレガンスなイメージが強いヨットマスターに、クールさとモダンさが加わったモデルともいえます。

ロレックス独自開発の高機能ラバーベルト

ロレックスの加工技術の素晴らしさは、金属だけではなくラバーベルトの製法にも取り入れられています。「オイスターフレックスブレスレット」と名付けられた強靭な風合いのこのラバーベルト。2015年に高級腕時計のイメージが強いヨットマスターに採用されたことで世間を驚かせました。

ラバーベルトといえばカジュアルなイメージを持たれがちですが、実はロレックスが開発・特許取得した素材なのです。ゴム弾性工業用材料のエラストマーをロレックスが独自開発したラバーにコーティングすることで、他には類を見ない堅牢性と防水性を実現しました。

金属製ブレスレット並みの硬度を保っているので、まさにスポーツ・レジャーシーンに最適のモデルであるといえます。装着感も抜群で、ベルトの内側には手首にフィット感を重視した、縦方向クッションシステムによって安定感をかなえました。

ラバーベルトにありがちな、着けた時の硬さによる違和感、肌がかゆくなるという弱点の克服に成功しました。金属以外の素材の加工技術にも群を抜いているロレックスには、ただ驚かされますね。

ロレックス ヨットマスターを愛用中の芸能人

ロレックスのヨットマスターを愛用することで知られている芸能人は、他のモデルと比べると圧倒的に少ないといわれています。EXILEのメンバーである白濱亜嵐さん、俳優で歌手の大浦龍宇一さん。トレンディエンジェルの「たかし」さんが愛用者として名前が挙がっています。

ブルーのベゼルに注目!ロレックス ヨットマスター2

仕事でも使える、ステンレスモデル

ロレックス ヨットマスター2は44mmの大型ケースとマリンテイストが特徴的なシリーズです。『ヨット』の名の通り、マリンスポーツにふさわしいモデルとして誕生しましたが、フォーマルウォッチとしての佇まいも感じられます。カジュアルさが少ないので、ビジネスシーンのファッションにも取り入れやすいデザインです。

ヨットマスター2はステンレス製のケースが特徴的ですが、ステンレスの中でも耐アレルギー性が強い高級な素材を採用しています。「SUS904L」と呼ばれるステンレスの高級素材は丈夫で固く、加工が困難でした。

ロレックスの技術力によってケース素材に採用することに成功し、牡蠣の殻のような機密性を誇り、防水性能と堅牢性を実現させました。ロレックスが自社製品のステンレススチールを『オイスタースチール』と呼んでいるのは、他のステンレスとの違いをアピールするためとも考えられますね。

エレガントさアップ!ステンレス×エバーローズゴールドコンビモデル

ヨットマスター2には、ピンクゴールドを組み合わせて華やかさをアップさせた『ステンレス×エバーローズゴールドコンビモデル』があります。ピンクゴールドが『エバーローズ』と表記されているのはなぜでしょうか?エバーローズとは、ロレックスが開発したピンクゴールドの改良版の名称です。

銅が多く含まれているピンクゴールドは、経年によって変色してしまうことが大きな欠点でした。そこでロレックスは、ピンクゴールドに変色の無いプラチナを混ぜ込むことにより変色への耐性を実現させました。変色に強くなるだけでなく、プラチナの白みを加えることで赤みが抑えられた上品な色合いも作りだすことができました。

ロレックスが特許を持つエバーローズは、美しいピンクゴールドの輝きをいつまでも楽しむことができるモデルです。厳ついデザインの中に、気品も加わったスポーツウォッチは女性の着用にもおすすめです。

ロレックス ヨットマスター2の定価と中古価格相場は?

ロレックス ヨットマスター2は富裕層をターゲットとしているので、新品価格は再安値でも220万円から始まっているといわれています。

中古では最安値でも180万円以上と、新品と中古でも価格の開きが少ないことがロレックス製品の特徴です。ヨットマスター2の『ステンレス×エバーローズゴールド』は中古市場でも最も人気が高く、販売後すぐに売り切れてしまうことが多い傾向にあります。ネットや店頭で見つけたら、早めに購入することをおすすめします。

ブログなどで新作・中古情報・評価をチェック!

ヨットマスター2の情報収集をするのであれば、時計専門店、およびブランド買取専門店が更新しているブログが非常に参考になります。ロレックスの公式サイトでは、外見やスペックの情報記載のみで一歩踏み込んだ情報は入手しにくいものです。

時計専門店やブランド買取専門店のブログでは、商品の詳細や考察、さらに価格の相場などが書かれている内容が多くみられます。さらに評価を知るうえでの資料ともなりますので、購入を検討する際の参考にしてみてはいかがでしょうか?

コピー商品に気を付けて!

ロレックスの腕時計は、特定のルートで多くのコピー商品が出回っているといわれています。手持ちのロレックスの腕時計がコピー商品であることに気付かない方が大半です。ブランド買取専門店で査定されて初めてコピーであることを知るケースが多く、高級時計だからこそショックが大きいですね。

ロレックスの腕時計を正規品とコピー商品を見分ける方法として、盤面の文字や刻印のバランス、ネジの加工への着目などがあります。ロレックスの腕時計は職人の手によって丁寧に作られている「作品」です。見た目や機能はもちろん、手触りなどの細部までこだわりを持って作り上げられているのです。

しかし、コピー商品は細かいところを見ると粗が見つかる非常にチープな作りです。正規品はブレスの王冠マークやベルト内側のロゴの刻印など、見落としやすい部分の製作にも手を抜いていません。その他、ご自身で見分けられる方法がネット上にも公開されていますので、心配に思うのであれば調べてみることをおすすめします。

カッコ良さ際立つ!ロレックス ヨットマスター40

重量感と高級感が自慢の116622

ロレックスのヨットマスター40を語る上でまず忘れてはいけないのは、ブルーとダークロジウムの2色展開のダイアルが目を引く『116622』です。この116622は、プラチナとステンレスを組み合わせたスタイリッシュな高級感で人気を博しているスポーツウォッチです。

ブルーダイアルは海をイメージした深みのある青色にサンレイ仕上げが施され、光の当たる角度によって異なる美しい輝きを見せてくれます。初代モデルで現在は生産終了となったプラチナダイアルを凌ぐほどの人気を集めたブルーダイアル。それはラグジュアリーなマリンスタイルにふさわしいスポーツモデルと言ってもよいでしょう。

ダークロジウムダイアルは、先述のロレックス独自開発の素材『ダークロジウム』によるガンメタリックの輝きが美しいモデルです。ブルーダイヤル同様、光の当たり方によって輝きのパターンを見せてくれる仕様は、太陽の下でアウトドアを楽しむ方の高級オシャレアイテムに最適です。

ダークロジウムダイアルは、ロレックスの正規販売店のお得意様のみに紹介されていた非常にレアなモデルです。そのため、中古市場でも入手が困難ともいわれています。ですが、ロレックス取扱店や中古ブランドショップに在庫が残っている可能性も考えられますので、まだ諦めずに情報収集を続けてくださいね。

デザインそのものはヨットマスター誕生の1992年時と同じですが、素材を変えるだけで雰囲気が変わるという面白い発見があります。秒針と文字盤に記されたモデル名にビビッドカラーを採用したことも、デザインに保守的なロレックスにしては粋な試みにも見えます。まさに、クラシックとモダンのコラボレーションを感じるモデルです。

『116622』は重量感、高級感にあふれたモデルに見えますが、先述のダイアル部分のビビッドな差し色が爽やかさもプラスしています。ファッションに取り入れるのであれば、カジュアル過ぎる普段着よりもオフィスカジュアルに合わせる方が、洗練された印象を与えます。

高級感のあるスポーツウォッチをお探しの方は、機能性と実用性、さらにファッション性にも優れた『116622』を是非チェックしてみてくださいね。

カラーストーンが可愛い116695sats

続いてのロレックス ヨットマスター40シリーズのご紹介は、ポップなデザインが愛らしい『116695sats』です。2017年バーゼルワールドで発表され、たちまち注目を浴びた『キャンディ』とも呼ばれるこのモデル。色とりどりのカラーストーンのインパクトと、高騰する取引価格から目が離せなかった逸品です。

カラフルなキャンディのように、ベゼルに並べられたカラーストーンは、「ツァボライト」と呼ばれるカラーバランスに優れた宝石です。さらにダイヤモンド、ピンクサファイアも独自のカット技術を駆使して隙間なくデザインされています。

ケース素材のエバーローズゴールドとの相性もピッタリな、見ているだけで心が躍る遊び心溢れるモデルです。

『116695sats』は国内正規店でも流通ルートが限られており、2018年11月の時点でも非常に入手困難です。新品・中古でも10,000,000円代で取引されている非常に高価で希少なモデルです。購入、閲覧を検討される際はショップの情報収集を続けることをおすすめします。

ロレックス ヨットマスター40の定価と中古価格相場は?

ヨットマスター40の新品価格は、エバーローズゴールドとオイスターフレックスブレスレットを採用した『116655』で2,500,000円代からとなっています。チョコレートブラウン・ブラック2色のダイアルカラー展開の『116621』は、1,500,000円代が平均値です。

ブルー・ダークロジウム2色のダイアルカラーが人気のモデル『116622』も同様の価格帯ですが、入手困難とされているダークロジウムダイアルが若干、価格が高めの店舗もあります。

中古価格はロレックスのすべてのモデルにもいえることですが、新品とそこまで価格の開きが見られません。新品のマイナス10万円位が中古の相場として多い模様です。

クレジットローンで購入できるの?

ロレックスは最高級の時計ブランドだけあって、販売価格の高さがネックで手が届かない、ロレックスの腕時計が欲しいけれど、一括払いでは買えないことにお悩みの方が多いのではないでしょうか。ロレックス取扱店では分割払い希望の方に嬉しい、信販会社によるショッピングクレジットローンに対応しているところもあります。

ロレックス取扱店の中で圧倒的な低金利を誇る店舗は、例えばJACCSでのローン申し込み限定で48回払いまでは金利が一律0パーセントとの情報があります。モデルによっては毎月2~3万円代の分割払いで購入できるので、一括払いよりかは大きな金銭的負担がかからずに済むでしょう。

分割払いにストレスを感じなければ、憧れのロレックスを購入するきっかけとして検討してみてはいかがでしょうか?店舗のサイトにて支払いシミュレーションもできますので、ご予算などの兼ね合いを考えながら購入計画を立てても良いですね。

女性にもおすすめのロレックス ヨットマスターは?

スリムなモデル、ロレックス ヨットマスター ボーイズ

ロレックスのヨットマスターはケースサイズが37mmと小ぶりのモデルも展開されています。それらは『ボーイズ』サイズと呼ばれており、定番の40mmモデル(メンズサイズ)よりもスリムな印象で人気を集めています。女性が装着するのにも程良いサイズ感なので、ペアウォッチとして選ばれることも多いシリーズです。

ヨットマスターは、2014年まではメンズ・ボーイズ・レディースの3サイズ展開でした。現在はレディースサイズが生産中止となり、メンズ・ボーイズの2サイズのみとなっています。ボーイズがレディースに相当していると考えてもよいでしょう。

168623はボーイズよりさらにスリムで、レディースに最適!

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1999年頃に発表されたロレックスのヨットマスター『168623』は、現在は生産中止となりましたがボーイズよりもさらにスリムなサイズ感が人気のモデルです。

中古市場でも人気が高いこのモデルは、35mmのケースサイズがスタイリッシュな印象を醸し出しています。ケースとブレス素材にステンレスと18Kイエローゴールドがあしらわれた高級感もある外観は、スポーツウォッチ、さらにファッションウォッチとしても活用できますね。

ロレックス ヨットマスター ボーイズの中古・買取価格は?

ヨットマスターのボーイズサイズの中古価格は、『268655』の価格平均が1,800,000円代。『268622』が1,100,000円代となっています。これらは状態が非常に良いレベルの価格設定で、状態が普通位であれば、60万円代で販売している店舗もあります。

また、買取価格の平均は『268655』が180万~150万円台。『268622』のブルーダイアルが80万~60万台、ダークロジウムダイアルが90万~80万台です。ダークロジウムは流通量が少ない分、プレミアが付いた価格設定となっています。

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ロレックス デイデイト

中古を買うなら楽天もチェック!

ロレックスのヨットマスターを中古で購入検討する際に、真っ先にチェックするのがネットの情報ではないでしょうか?楽天市場では多数のショップが出店しているので、価格比較や欲しいモデルの確認などに活用することができます。生産中止になったモデルなど、レアな逸品も見つかるかもしれません。

サイズ感絶妙な37mmモデル

ロレックスのヨットマスターの40mmは高級ラインのスポーツウォッチということもあり、見た目から大いに存在感を発揮しています。女性が着用するには、少し尻込みしてしまうかもしれませんね。だからこそ、スタイリッシュな37mmのボーイズをおすすめします。

現物を比較するとわかりますが、ボーイズは女性の細い腕にも浮かない絶妙なサイズ感です。カッコ良いスポーツウォッチをお探しの女性には、ぜひおすすめしたいモデルです。女性に限らず、男性が付けても邪魔にならないサイズ感で、ビジネスシーンにも活用できますね。

ロレックス ヨットマスターで、ワンランク上のスポーツファッションを!

最高級スポーツウォッチのロレックス ヨットマスターはスポーツシーンだけでなく、日常生活でもカッコ良く、おしゃれに使いこなすことができます。ロレックス独自開発の素材感の美しさは、他の腕時計に類を見ない存在感を放っています。

ロレックスの職人のこだわりや、技術力を感じてみるのも楽しいですね。一生ものの腕時計として、すべてにおいてハイクオリティーのロレックス『ヨットマスター』を選んでみてはいかがでしょうか?