数多くのルイ・ヴィトンのバッグのなかでも、発売以来人気を集めているのがネヴァーフルです。今回はネヴァーフルとはどんなバッグなのか、また多くの人に愛されているのはなぜなのかといった疑問にお答えします。
ネヴァーフルとは
ルイ・ヴィトンのバッグのなかで、最も人気があるといわれているのがネヴァーフルです。2007年に発売されるとともに完売が続出するほどの大人気商品で、高い収納力があるバッグとしても知られています。
ネヴァーフルは、ヌメ革による細身のハンドルとシンプルなデザインが特徴です。どんなコーディネートにも合わせやすく、持っているだけで大人な雰囲気に決まります。
サイズは3段階ですが、荷物がすっぽりと入るトートバッグ型で、荷物の出し入れもしやすいデザインとなっています。大きさに合わせて、小旅行や通勤バッグ、マザーズバッグなどとして使うことができ、普段使いもしやすいバッグです。
ネヴァーフルのサイズは3つ!
ネヴァーフルには、PM、MM、GMの3つのサイズがあります。それぞれの収納力とサイズ感、使い勝手などを紹介しますので、自分に合ったものを探してみてください。
PM
ネヴァーフルのなかで一番小さなサイズがPMです。縦約22cm×横約28.5cm×奥行き約13cmのコンパクトサイズなので、大きすぎることもなく普段使いにぴったりのサイズといえます。
長財布や手帳、スマートフォンなどの必需品のほか、メイク道具を入れたポーチなどを収納してもゆとりがあります。ちょっとしたお出かけやショッピングなどの場面では手荷物が増えてしまって困ることがありますが、そんなときにも活躍するサイズ感のバッグです。
MM
PMをさらに大きくし、収納力を高めたのがMMです。縦約29cm×横約32cm×奥行き約17cmと少し大きめサイズなので、A4サイズのアイテムもすっぽり収納できます。
A4サイズのファイルのほか、ノートパソコンやタブレットを入れることも可能です。それに財布やスマートフォン、手帳やポーチ、ペットボトルなどを入れてもパンパンになりません。
収納力が高いため、何かと荷物が多くなりがちな通勤や通学にぴったりのサイズといえるでしょう。また、マザーズバッグとして活用するママも多いようです。
GM
ネヴァーフルのなかで一番大きなサイズがGMです。縦約32.5cm×横約39.5cm×奥行き約20cmと、トートバッグのなかでもかなり大きなサイズとなります。
内側に仕切りがないので大きな荷物も入れることができ、洋服やポーチ、ストールなどたくさんのアイテムを収納できます。1~2泊程度の小旅行の荷物なら、これに全部詰めて出かけることができるでしょう。
日帰り温泉旅行や1~2泊程度の旅行に行く機会が多い方、たっぷり荷物を持ち運べるサイズのバッグを探している方にはおすすめのアイテムです。
ネヴァーフルが人気なのはどうして?
数あるルイ・ヴィトンの魅力的なアイテムのなかで、特にネヴァーフルが人気なのはなぜなのでしょうか。ネヴァーフルが選ばれる理由を紹介します。
たっぷり収納できるから
ネヴァーフルの名前は、英語の「Never full」に由来しており、「どれだけ中身を入れてもいっぱいにならない」という意味があります。つまり、収納力の高いバッグをコンセプトに造られたアイテムということです。
高さが十分にあるトートバッグなので、一番小さなPMでも貴重品に加えて複数のポーチを収納できるサイズ感となっています。
特に女性はメイク道具などを持ち歩くため、荷物が多くなりがちであるものの、ネヴァーフルは少々荷物が多くても収納することが可能です。しかも高さがあることから中身が外から見えにくく、スッキリした印象を与えられるのが魅力といえるでしょう。
造りが頑丈だから
いくら収納力が高いバッグでも、耐久性が低いと、思うように荷物を入れることができません。
ネヴァーフルは、ハンドル部分が細いものの、1本で100kgの重さに耐えられるといわれているくらい丈夫にできています。ハンドル部分に使っている革は1枚革を厚めに切り出しており、それを2本の縫込みで補強することで耐久性を高めているからです。
普通は100kgの重さの荷物を入れることはないとしても、ノートパソコンやタブレットなどを入れる際はバッグの耐久性が気になるものですよね。いつも仕事でノートパソコンを持ち歩くような生活を送っている方だと特に気になるでしょう。
その点、ネヴァーフルは耐久性に優れていることから、重いものを入れてもすぐに傷んだり、壊れたりすることはなく、長く使えるという安心感があります。
バリエーションが豊富だから
シンプルなデザインのネヴァーフルですが、さまざまな素材や柄で造られたものがあり、バリエーションが豊富です。
ここでは代表的なアイテムを紹介します。
・モノグラム
ルイ・ヴィトンといえば、モノグラムをイメージする人が多いのではないでしょうか。
ブランド名の頭文字「L」と「V」を重ねたロゴと星や花をモチーフにした模様が組み合わさったモノグラムは、幅広い世代に愛されているデザインです。
デザイン選びに困った場合は、モノグラムを選ぶと失敗はないでしょう。
・ダミエ
モノグラム同様、ルイ・ヴィトンを象徴するといっても過言でないデザインがダミエです。ダミエにはフランス語で「市松模様」という意味があり、日本文化の影響を受けて制作されたデザインといわれています。
定番カラーは「薄茶色×焦げ茶色」ですが、白系の爽やかなカラーも人気があります。ダミエは落ち着いた雰囲気があり、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
・エピ
グレインレザーという耐久性に優れたレザーを使っているエピは、モノグラムやダミエのような派手さはないものの、上品かつエレガントな印象を与えるデザインです。細かいラインの型押しが特徴で、シワなどが目立ちにくいデザインとなっています。
見た目がシンプルな分、カラーで差がつけられるのもエピの魅力です。豊富なカラーバリエーションのなかから自分に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
ストラップを絞ればコンパクトになるから
ネヴァーフルにはボディの両サイドにストラップがついており、それを絞れば正方形のコンパクトな形状になる2WAY仕様となっています。
荷物をたくさん入れるときはストラップを伸ばしたままで、荷物が少ないときはストラップを絞って使うとエレガントな雰囲気になるのもネヴァーフルの魅力です。
ネヴァーフルには新型と旧型がある!
ネヴァーフルは、これまでマイナーチェンジをしており、旧型と新型で若干の違いがあります。旧型と新型に分けて特徴を紹介するので、参考にしてみてください。
旧型の特徴
旧型モデルは、内側の布のストライプの間にモノグラムの花柄が入っています。そして、内ポケットの「LOUIS VUITTON」のロゴは筆記体で表記されていました。
また、ファスナーポケットの内側はビニール加工がなされています。防水や耐久性などを考慮してのことでしたが、それが経年劣化によってボロボロと剥がれるという課題がありました。
新型の特徴
新型モデルは、バッグの内側の布はストライプ柄のみで花柄は入っていません。そして、内ポケットのロゴがゴシック体に変わり、より「LOUIS VUITTON」の表記が読みやすくなった印象です。
ファスナーポケットの内側についてはビニール加工がされなくなったことで、経年劣化による不具合が生じなくなり、長く使えるようになりました。
加えて、新型には、旧型についていなかったポーチがついています。これによって、内ポケットひとつでは物足りなかった小物の収納力がアップしました。
人気アイテムのネヴァーフルは高額買取が可能!
ネヴァーフルはルイ・ヴィトンの定番ラインで、根強い人気があります。そのため、高額買取が見込めるアイテムです。
銀座パリスでは、ネヴァーフルの買取、そして販売を行っています。全国で約30店舗展開しており、出張査定や宅配買取、LINE査定にも対応しています。
「ネヴァーフルを売りたい」「買いたい」という方は、お気軽にご利用ください。
まとめ
収納力が高く、シンプルで飽きのこないデザインのネヴァーフルは、ルイ・ヴィトンのなかでも高い人気のアイテムです。さまざまなシーンで使用することができ、ひとつ持っておくと重宝します。
また、将来的に「売って別のバッグを買いたい」といったときにも高値で売れる見込みがあるでしょう。