世界的に有名なファッションブランドであるルイ・ヴィトンが手掛けた商品のひとつが、どのようなシーンでも使いやすいバッグである「アルマ」シリーズです。昔から根強い人気を持つシリーズであり、カジュアルからフォーマルな場面まで幅広く使えるとして評判を集めています。
今回はルイ・ヴィトンを代表するシリーズ「アルマ」の魅力をお伝えします。
代表的なサイズやデザイン、買取価格の相場を紹介するため、アルマシリーズに興味がある方や売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ルイ・ヴィトン「アルマ」の魅力とは?
ここでは、ルイ・ヴィトンの「アルマ」シリーズの魅力を紹介します。他シリーズと比較したときの特徴や歴史も、あわせてチェックしてみましょう。
「アルマ」の特徴
「アルマ」シリーズ最大の特徴は、丸みのある上品なフォルムです。底のマチ部分が広く作られており、しっかり自立することや持ち手にいくにつれて丸みがあることから、利便性とデザイン性を両立すると評価されるようになりました。
ハンドバッグとショルダーバッグの2WAYで使える汎用性の高さも、大きなメリットといえるでしょう。20代から40代以上まで幅広いファンがおり、ハリウッド女優や世界的セレブが手にしていることもあります。
30年以上の長い歴史を持つため、修理やクリーニングを繰り返しながら「自分だけのアルマ」を楽しむことも可能です。フォーマルにもカジュアルにも使えるからこそ、多くの人の「ひとつは持っておきたい」という憧れにつながっています。
「アルマ」の歴史
前述のとおり、ルイ・ヴィトンの「アルマ」シリーズは30年以上の歴史を持っています。もともとは1934年にブランドの生みの親であるガストン・ルイ・ヴィトンが丸みのある可愛らしさとしっかりしたフォーマル性を持つスクワイア型のハンドバッグをデザインしたことから始まりました。
その後1955年にデザインを改良し「シャンゼリゼ」と名付けられ、現在の「アルマ」にも受け継がれているダブルファスナーが採用されました。1992年にモノグラム・キャンパスで正式に「アルマ」として登場し、アーチ形のデザインとなっています。
同じく世界的なファッションブランドの生みの親であるココ・シャネルが「アルマ」を手にして「ハンズフリーかつ機能的なバッグ」と評価したことで一躍有名になりました。ハイブランドの創業者から注目されたことがきっかけで、シリーズ全体の販売個数が爆発的に伸びたこともアルマの特徴です。
30年後の現在でも根強い人気があるのは、機能性とデザイン性の高さが評価されているためです。
「アルマ」の名前の由来
「アルマ」という名前の由来は、パリにあるセーヌ川にかかっているエリーヌ橋「LE PONT DE L’ALMA(アルマ橋)」です。ラテン語で「恵み」を意味する「アルマ」という言葉には、フェミニンやエレガント、シンプルにも対応できるバッグの特徴が現れています。
ひとつで何役もこなせる「アルマ」は普段ルイ・ヴィトンなど高級バッグをたくさん保有しないユーザーにも評価されています。そのうえ、「初めてルイ・ヴィトンのバッグを持つならアルマがいい」といわれるようにもなりました。
「アルマ」シリーズのサイズは3種類!
「アルマ」シリーズには、下記の3つのサイズが存在します。
・アルマBB
・アルマPM
・アルマMM
ハンドバッグサイズからボストンバッグとしても使えるような大きめサイズまで展開しています。
アルマBB
アルマBBは、「アルマ」シリーズのなかでも一番小さなサイズです。縦24cm・横17cm・奥行11.5cm前後のサイズで展開することが多く、ハンドバッグとしてもミニショルダーバッグとしても活用できます。
小さいながらもマチが広いため、スマートフォン・財布・ハンカチ・手帳・ポーチなど最低限必要なアイテムは全て入る収納性の高さが特徴です。ちょっと手荷物を多くしたいパーティーでも使えるサイズなので、若いユーザーを中心に人気を集めています。
アルマPM
アルマPMは、日常使いにぴったりな中間サイズです。縦32cm・横24cm・奥行15cm程度の大きさはA4クリアファイルがすっぽり入る大きさで、もっともポピュラーなサイズといえます。小ぶりの水筒やペットボトルであれば十分入るサイズなので、普段から荷物が多い人にもおすすめです。
スーツにコンパクトなバッグを合わせてフォーマルな雰囲気を演出したいときはもちろん、ジーンズなどラフなファッションに合わせてカジュアルさを演出したいときにも活用できます。幅広い用途に対応でき、どんなシーンでもフェミニンさを醸し出せるアイテムです。
アルマMM
アルマMMは、「アルマ」シリーズのなかでもっとも大きなサイズです。縦36cm・横28cm・奥行き17cmあるため、ボストンバッグやビジネスバッグとしても使える大容量を誇ります。日帰りもしくは1泊程度で、最低限の荷物だけ揃えたいときにも役立ちます。
ビッグシルエットなバッグとして使えるためコーディネートの中心に据えやすく、ルイ・ヴィトンの重厚な存在感を演出できることもメリットです。タブレットやA4サイズの書類もすっぽり入るため、荷物が多くても安心です。
「アルマ」シリーズはデザインも豊富!
「アルマ」シリーズは、デザインのラインナップも豊富です。代表的な4つのデザインを紹介するので、チェックしてみてください。
モノグラム
モノグラムは濃いブラウンを背景にゴールドテイストのカラーでルイ・ヴィトンのロゴが描かれているデザインであり、代表的なパターンとして印象づけられています。
白地にカラフルロゴなど派生形のデザインも多く、同じモノグラムでも幅広く楽しめます。年代・季節問わずオーソドックスに使いたい人に向いているでしょう。
ダミエ
ダミエは、市松模様をベースとするシックなテイストのデザインです。ホワイトとブルーグレーを使ったダミエや、ブラックとグレーを使ったダミエなど、多くのパターンを目にします。
ルイ・ヴィトンのロゴが控えめで、ビジネスシーンにおすすめです。
エピ
「麦の穂」を意味するエピは、レザー全体にパターンが施されているのが特徴です。光の当たり加減や部屋の照明次第で印象を大きく変えるため、毎日持っていても飽きのこないデザインです。
ワンカラーかつシンプルに作られていること、素材自体が丈夫であることから、旅行などのロングユースやビジネスシーンにも向いています。
ヴェルニ
ヴェルニは、ツヤのある美しい光沢が特徴で、エナメル加工が施されています。
目を惹くくらい彩度の高いカラーもしくはモノトーンを使うことが多く、女性らしさを演出したいときに良いでしょう。パーティーやデートなど視線を集めたいときにおすすめです。
アルマの気になる買取価格は?
アルマの買取価格は、デザインや状態により異なります。あくまで大まかな目安として、サイズごとの相場も知っておくとイメージしやすくなります。
一番小型なアルマBBの場合、10〜30万円程度になることが多いです。中型なアルマPMは15〜30万円程度、大型なアルマMMはものによって30万円を超えることもあります。
付属品の有無や人気のデザインかにより異なるため、気になる方は査定に出してみることをおすすめします。
ルイ・ヴィトン アルマの買取は「銀座パリス」がおすすめ
ルイ・ヴィトンの「アルマ」シリーズは、時代を超えて長く人気を博していることが特徴です。プライベートでもビジネスでも使える利便性や、デザイン・サイズの展開幅が評価され、「アルマ」シリーズを複数持つ人も少なくありません。
銀座パリスでは、「アルマ」シリーズの買取を行っています。店頭での買い取りはもちろんLINEやメール、宅配での査定もしているため、ご来店が難しい方も買取査定をご利用いただけます。お手元に使わないアルマがある方は、銀座パリスまでお気軽にご相談ください。
※買取価格については、2022年8月時点での情報です。
まとめ
今回は、ルイ・ヴィトンの「アルマ」シリーズのサイズやデザイン、買取価格の相場についても紹介しました。
「アルマ」シリーズの買取価格はサイズやデザインによって変動します。自宅で眠っている「アルマ」シリーズの売却を検討されている方は、ぜひ銀座パリスまでお問い合わせください。