エルメスベアンの特徴とは。定価・買取相場を紹介!

シンプルなデザインで男女ともに人気があるがエルメスのべアンです。素材やカラーのバリエーションが豊富なだけでなく、型くずれしにくい設計で素材に最高品質のものを使っているので、一度手に入れたら長く愛用することができます。今回はべアンの特徴や万が一壊れてしまった時の対処法など詳しく紹介します。

エルメス『べアン』の財布の特徴とは

エルメスのベアンは、シンプルなボディとエルメスを象徴する「H」マークが施された金具の組み合わせがスタイリッシュな財布です。豊富な素材やカラー展開により、老若男女問わず根強い人気があります。

まずはベアンの魅力について、素材やデザイン、カラーなどから解説します。

素材を生かしたシンプルなデザインが特徴

ベアンはエルメスの財布の中で特に人気の高いシリーズです。特にベアンに使用される革は長く使うことができるように傷がつきにくい素材が使われています。ベアンはこの高品質な革の魅力を活かすために非常にシンプルなデザインが特徴で、エルメスの頭文字の「H」の文字をモチーフにしたベルト留めが高級感を演出しています。

カラーと素材の組みわせでバリエーションが豊富

ベアンに使用される素材は、エルメスの定番素材の牛革から高級素材のオーストリッチやアリゲーターを使ったものまで幅広く揃っています。

カラーも定番のブラックからレッドやオレンジなど色鮮やかのものまで揃っているので、素材とカラーの組み合わせでバリエーションは無限です。そのため女性だけでなく男性にも人気が高く幅広い層で愛用されています。

ベアンのカラー展開は、大きく分けて「定番色」「新色」「復活色」の3タイプです。定番カラーはもっとも人気が高く、さまざまなファッションに合わせやすい魅力をもっています。ブラックやエトゥープ、トレンチが定番色の代表です。

エトゥープは上品なグレージュで、バッグでも高い人気を誇ります。ブラウン系でどことなく金色を帯びているように見える奥深い色はシーンを選ばず、さまざまなファッションに合うのが魅力です。

トレンチも同じく、ベージュ系の人気色です。エトゥープよりも明るいトーンに仕上がっており、上品かつ華やかな印象を与えます。色合いが自然なため、幅広いシーンやファッションに合わせやすいのが人気です。

機能性の高さが魅力

ベアンは強度が高い素材を使っているので、機能性が高い財布です。シンプルな外見でありつつ、収納性も重視されています。お札入れが1つとカードポケットが5つ、領収書やちょっとしたメモなどを保管できるポケットは3つあるため、整理しやすい構造です。

ベアンの3つの種類

エルメスのベアンは、5種類が展開されています。スタンダードなベアンの他にも、さまざまな用途に合った種類があるので、「普段は長財布派」な方にも「二つ折りが好き」な方にも最適なベアンが見つかります。

5種類のベアンそれぞれの特徴やサイズは、下記のとおりです。

ベアン

無駄のないシンプルなデザインでコンパクトな作りが特徴です。スリムな設計のため、日頃から小さなバックやスーツの裏ポケットに財布を入れる方に向いています。札入れが1箇所、ポケットが3箇所、カードポケットが5箇所、小銭入れが1箇所付いていて、サイズは約W18cm×H10cmです。

ファスナー式の小銭入れには片側にマチがついていて収納力も使い勝手も良いです。

ベアンスフレ

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ベアンにマチがついている大容量タイプがベアンスフレです。ポケットの数や小銭入れの数はベアンと同じですが、札入れに1cmのマチをつけたことで紙幣の場合、新札なら150枚、普通のお札の場合は100枚収納できます。また、通帳やパスポートも難なく収納することが可能です。

サイズは約W18cm×H10cm×D1.5cmとそこまで気にならない大きさのため、日頃から通帳などまとめて持ち歩きしたい人におすすめです。

ベアン 2PLIS

ベアン 2PLISは、シンプルで上品なイメージを残しつつ収納性が高いのが特徴です。全体的なデザインはもっともスタンダードなベアンとほとんど変わりません。一方で内側の収納部分は折り返し仕様を採用しており、より多くのカードを入れられるようになっています。

カードポケット10、コインケース1、お札入れ1、ポケット4と、主要クレジットカードはもちろん、お気に入りショップの会員カードもたっぷり収納できます。サイズは前述のベアンスフレよりもわずかに小振りな、W17.5cm×H9.5cm×D1.5cmです。

ベアンコンパクト

ベアンの二つ折りタイプの財布がベアンコンパクトです。ベルトを外すとカード入れが4箇所、内ポケットが2箇所ついていて、コンパクトなサイズですが収納力があります。お札入れも部分も大きく開くので、お札を出し入れしやすく使いやすいの特徴です。サイズはW12cm×H9cmのため長財布ではなく、小さなタイプの財布が持ちたい人におすすめです。

ベアン レクトベルソ

ベアン レクトベルソは、二つ折りタイプの財布です。スリムな見た目に収納性を兼ね備えており、財布はスマートに持ちたいが中身はたっぷり入れたい方に適しています。コインケースはスナップボタンで開け閉めする構造です。

サイズはW10cm×H10cm×D2cmと小振りでありつつも、カードポケット8つ、コインケース1つ、お札入れ1つ、ポケット4つと、収納性をしっかり確保しています。

ベアンの中でも人気のある色と素材

ベアンで使われる素材やカラーは幅広く揃っています。そのため、ついついどれに使用か迷ってしまう人も多いです。そこで次はベアンにおすすめの素材と色を紹介します。

ヴォー・エプソン(Veau Epsom)

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ヴォー・エプソンは細かい型押しをプレス加工した雄仔牛のレザーで、クシュベルの後継素材として2003年に登場しました。水に強く、耐久性にも優れた張りのある牛革は、日常的に使用する財布の素材としてピッタリです。

ヴォー・エプソンで人気のある色はエルメスカラーであるオレンジや、人気が高いキャメルがおすすめです。また女性らしいソフトな印象を与えてくれるライトブルーのブルージーンやサーモンピンクのローズジャイプールも人気です。

ボックスカーフ(Box Calf)

ボックスカーフはツヤ加工を施した雄仔牛のレザーです。使い込むほど上品な光沢が増していくエルメスの定番の素材です。ブラックやブラウンなどの落ち着いた色に向いている素地です。ちなみにボックスカーフという名前は、1980年代の年代の靴屋のジェセフボックスの名前から来ています。

アリゲーター(Alligator)

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アリゲーターはエルメスのアイテムに使われている素材の中でも希少で高価な素材です。アメリカのミシシッピ川流域が原産のワニで作られ、クロコダイルに比べると少し大き目の革目と点状の模様がない班目が特徴です。

発色が良いため鮮やかなオレンジのフーや、ビビットなピンクのローズシェヘラザードなどの色とも相性が良いです。もちろん定番のブラックとも相性が良く、素材の良さを引き立ててくれます。アリゲーターは光沢のあるリセ仕上げ、つや消し加工をほどこしたマットと光沢感の有無を自分で決めることができます。

オーストリッチ(Autruche)

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オーストリッチはクリルマークと呼ばれる水玉模様が特徴の高級素材です。主にエルメスではオーストラリアや南アフリカ原産のダチョウの革が使われています。ビビットなカラーでもマットで落ち着いた発色に仕上げてくれます。色のバリエーションも豊富に揃っているため、きっとお気に入りの1色が見つかるはずです。

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人気の高いベアンの買取価格相場

通常、買取相場は定価よりも安い価格になってしまうことが多いです。しかしエルメスに関しては、ほとんどの商品で高い価格で買い取ってもらえるケースが多いのが特徴。

エルメスの財布の買取価格の目安は状態の良いものであれば定価の40%、買取価格は10万円前後がひとつの目安です。また新品同様で非常に状態がよければ定価の90~70%で買い取ってもらえることもあります。

反対に使用感がある中古品の場合は数万円程まで下がってしまうこともありますが、他のブランドに比べると比較的買取価格は高いといえます。

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エルメス ベアンの買取価格を左右する要素

高い人気を誇るエルメスのベアンは、買取業者からの需要も高いアイテムです。少しでも高い価格で買い取ってもらえるよう、査定額が変わるポイントを覚えておきましょう。

ベアンに限らず、エルメスのアイテムを買取に出すときは、3つのポイントに注意してください。

ベアンの状態

エルメス他のブランドに比べると、比較的高い金額で買い取ってもらえます。ただし、財布は日常的に使用するアイテムで、小銭入れなど使用感が出やすいことから新品、もしくは状態の良い場合に限ります。そのため状態が悪いと買取価格が下がってしまいします。

全体の形が崩れているものや、使用感の強いものは新品と比べて劣化が激しいものほど、高く買い取ってもらえる可能性が低くなります。

汚れを落とすときは、市販されているクリームなどを使用せず、乾いた柔らかい布で優しく拭き取る方法がおすすめです。下手に洗剤などを使用すると、含まれる薬剤が合わずにシミや傷みにつながります。布で拭き取るときも、強くこすらないようにしてください。

日頃からお手入れして良い状態を保っておけば、買取に出すことになっても満足できる価格で買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。

製造番号

エルメスのアイテムには年式を表す製造番号が刻印されており、刻印を見ることでいつ製造されたものかわかります。製造番号も新しいものほど買取や中古品の需要が高くなり、査定結果が高額になる傾向です。

ただし古いものでも状態が良い品物は高く買い取ってもらえる可能性もあります。

エルメスの財布の修理の方法

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かぶせ財布や2つ折り財布の場合、折り曲げる部分が痛みやすく擦れてしまうことで縫い目の糸が切れてしまうことがあります。

それ以外には頻繁に動かすことの多いファスナー部分やベルトの剣先のコバ割れが多く、このような状態になった場合は、修理に出すことで長くきれいな状態で使うことができます。

正規店に修理を依頼する

エルメスの正規店では修理やクリーニングを受付てくれます。そのためまずは購入した店舗に問い合わせしてください。ただし、あまりにも劣化が進んでいる場合や、他の所で修理したものは受付けてもらえないことがあります。

また、エルメスでは修理品がフランスへ送られるため、修理が終わるまで数ヶ月かかってしまうこともあります。

正規店以外の所へ依頼する

正規店が近くにない場合は、修理業者に依頼すると良いでしょう。修理業者はネットで簡単に見つけることができ、直営店より安く、早く修理を受けられますが、一度正規店以外で修理してもらうと買取してもらえないこともあるので注意しましょう。

修理の方法は?

縫い目のほつれの場合は、ミシン目に沿って縫い直しをします。ファスナーが壊れてしまった場合は、新しい別のファスナーをつけることになりますが、正規店でない場合はブランドロゴの入っていないファスナーをつけられてしまうこともあります。そのため修理業者に依頼する場合は注意が必要です。

まとめ

エルメスのべアンは男女問わず一度は手にしたいと思う憧れの財布ではないでしょうか?他のブランドに比べると、値がはりますが長く愛用できる財布です。ぜひこの機会に上質なエルメスのべアンの財布を手に入れてみませんか?

また、手持ちのベアンを買取に出して、新しい素材や色のベアンを購入してみるのもおすすめです。

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