プラダの偽物バッグを見分ける8つの方法!専門家への鑑定依頼もおすすめ

プラダは、ハイブランドとして世界で愛されるブランドです。そのため模倣品と呼ばれる偽物も多く出回っています。中古やインターネットでの購入の場合、自分で本物かどうか見分けることが難しいため「これ、本当に本物かな…?」と疑問に感じることもあると思います。今回は自分でも本物と偽物を見分けるための大切なポイントを、いくつかご紹介いたします。

プラダのバッグのここを確認しよう!

基本的にプラダは偽物も多く流通しています。また、出荷量も多いためブランド初心者だと偽物だと気付かずに購入してしまう人も少なくありません。。老若男女問わずにとても人気の高いブランドなので「欲しいけどなかなか買うことができない。」という人を標的としています。

本物と偽物の区別は簡単ではなく、偽物も本物のように丁寧な作りに見えることがあります。またパーツに関してもプラダのロゴをコピーし刻印してあるものがほとんどなため、一目で見分けることは非常に難しいのです。ではどうやって初心者は偽物を見分ければいいのでしょうか。

偽物と本物を見分けるうえで大切な、いくつかのポイントを紹介します。

バッグの底部の金具部分

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バッグの底部の金具部分は4つついているものは、本物はすべて取付位置がまっすぐになっており綺麗な長方形を描くような形になっているのに対して、偽物は少し歪んで斜めに取り付けてあります。

その他にもバッグの底部の金具部分が、新品であるのに剝がれていたりする場合も偽物を疑っていいでしょう。その他にバックを置いた際に支えである底部が安定しにくい、少し傾いたように感じる場合も偽物である可能性が高まります。

正面のロゴ

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ロゴは偽物と本物を見分けるための重要なポイントでもありますが、プラダのロゴだけ見て本物か判断することは難しいです。本物のロゴにも様々な種類があり状態によっては汚れていたりするものも存在しますが、基本的に偽物はメッキの処理が雑なため、メッキにムラがあったり少し汚いと感じるものが多いでしょう。

また本物のロゴは正面の「PRADA」の文字の“R”部分に切れ込みが入っています。これは初心者であっても偽物かどうかを見分けるための重要なポイントになるため、注意深く見てみるといいでしょう。

バッグサイドのホック部分

本物はホックのエッジが少し鋭くなっているのに対して、偽物は丸みがあるものが多いです。また偽物の方が少し厚みをおびていたり、取り付けが少し雑であったりと作りにばらつきがあります。細かい部分のため見分けるのは難しいですが、本物と見比べると形が違っています。

ファスナー

偽物はファスナー部分もメッキの処理が荒いものが目立ちます。プラダに限らず偽物はメッキの塗りがまばらであったり、雑な作りであると偽物の可能性が高いです。またファスナーの縫い付け部分が荒かったり、少しずれていたりしている場合は偽物を疑ってもいいでしょう。

また年月の経っているものは、経年劣化により生地などによって少しよれなどを感じたり吸う場合もあるためファスナー部分の違和感だけで、偽物かどうかを判断するのは難しいです。

キーリング

キーリング部分もメッキの処理に粗が出やすい部分です。目につきにくい部分のため、手を抜こうとする業者が多く偽物は雑な素材が多いのが特徴です。特に見えにくい部分は手を抜いて作られているので細かく確認しましょう。本物は細かい部分でもとても丁寧に作られています。

一見わかりにくい部分ではありますが本物のプラダの製品についている金属部分は波打っている作りはしません。ですが、偽物は波打ったような荒い作りが目立ちます。本物のプラダの製品についている金属には考えられないのでメッキ部分が波打っているということは一つの判断基準になります。

内部ファスナーのエンド部分

内部ファスナーのエンド部分が薄く作られていたり、少し歪んでいる場合は偽物の場合が多いでしょう。本物は最後までしっかりと作られていますが、偽物はコストを抑えるため本物よりも薄く作られていることが多いのです。

内部

偽物は内部の作りも荒いのが特徴です。特にPRADAのフォントがあるバックのモデルだと、フォントの大きさが本物とは異なります。その他にもロゴのステッチの部分が雑であったり縫い目が大きかったりしている事が多いのです。全体的に本物に比べると作りが雑なのが、偽物です。

ギャランティーカードの確認

偽物にもギャランティーカードが存在します。ギャランティーカードは、本物であることを証明するために正規店やブティックなどで購入した際に入っているカードです。ですが、近年の偽物はとても精密に作られておりギャランティーカードも加工され商品と一緒に入っている場合も多いのです。

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文字がかすんでいる

本物のギャランティーカードは、綺麗な文字で印刷されている事が多くその文字がしっかりと見えるようになっています。ですが、偽物はのギャランティーカードは、最も大事な部分の英数字などの部分がにじんでいたり、かすんでしまっている場合があります。この英数字は最も大事な部分のため鮮明に印刷されていないものなら偽物である可能性が高まります。

文字が太い

偽物は本物に比べて文字が太いのも特徴です。それは印刷の処理が荒いので、文字が太くなってしまうのです。細かい部分ではあるためなかなか文字の太さだけで判断するには難しいです。ですが最近発売された新作モデルであるのに「original」とギャランティーカードに印刷されいるのであれば、偽物を疑うといいでしょう。

以前はプラダの製品のギャランティーカードには上から2列目の文字列に「original」の文字が印刷されていましたが近年では印刷されていません。「original」の文字の印刷も、偽物かどうかを見分けるためのポイントのひとつです。

偽物にもランクがある?

近年では偽物である製品の精度も高くなっているため、ブランド初心者に限らず専門知識持ったスタッフでも見分けにくい偽物も出回っています。そのなかでも上記に記載した基準で判断できるようなものもあれば、なかなか判断しにくいものもあります。偽物ものランクとはどのようなものなのでしょうか。

A品

A品と呼ばれるものはブランド初心者であっても一目見れば偽物とわかるほどのランクの低い偽物です。ですがとても多く出回っており価格帯も安いため、偽物とわかっていながらも購入してしまう人もいます。材料の質がとても低く合成皮革など安い材料で作られているのが特徴です。加工技術もとても悪いため、すぐに偽物だと判断できます。

S品

S品とは、天然の革を使用して作られている偽物です。しかしこちらもランクは低く天然の革でも使っていると経年劣化が著しく変色などの変化が見られます。

A品に比べて一見いい品のように見えますが、ロゴの作りや金属部分などのゆがみがみられるのも特徴です。細部まで見てみると作りが荒いものが多く、ブランド初心者でも偽物だと見分けることができるでしょう。

SS品

SS品と呼ばれる偽物は高級な天然革を使用していることが多く、本物のプラダの製品と一見見分けがつきません。ですが本物のプラダで使用している製品よりもランクが落ちるため、よく観察すると偽物であることがわかります。

ブランド初心者だと見分けにくいですが、細部まで見てみることでロゴのマークに違和感があったり金具のメッキの処理が荒いなどと粗が目立ちます。

N品

とても精密に作られた偽物です。材料も実際にブランドが使用しているものと同じものを使い作られているため、見分けにくい製品です。普通の人では見分けられないため、本物かどうか迷う場合は実際に専門知識を持ったスタッフに査定もらうことをおすすめします。

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偽物かどうか不安ならしっかりと査定で確認しよう

プラダのバッグは偽物も多く出回っており、近年では精密に作られた偽物も多く出回っているため素人目ではなかなか判断付きにくいものも多いのが現状です。

そのため「私のバッグは大丈夫かしら…」と不安に感じた場合は、専門知識を持ったスタッフに査定をお願いすることではっきりさせることができます。不安であれば一度査定に出してみてはいかがでしょうか。