ルイ・ヴィトンの財布なら「エピ」が人気!その魅力や特徴を徹底解説

フランスのパリ発信で、誰もが知っている有名ファッションブランド「ルイヴィトン」。一目でヴィトンと分かるモノグラムやヴィトンの鉄板ダミエは有名ラインですが、エピというラインはご存知ですか?ここでは一度は見たことあるヴィトンのエピの財布について紹介します。

ヴィトンのエピってなに?

エピは、1985年に誕生した、ルイ・ヴィトンを代表する人気のラインです。まずは、発売以来多くの人から愛される、エピの名称の由来や特徴をみていきましょう。

エピには「麦の穂」という意味がある

「エピ」とは、フランス語で麦の穂を意味する言葉です。

エピの財布には、シリーズをとおして細い線状の型押しを施したレザーが使われています。このレザーのデザインは特徴的で、モノグラムのような鮮やかさはないものの、クールで洗練された雰囲気を醸し出します。

エピという名前は、レザーがまるで風に揺れる麦の穂のように見えることに由来して名付けられました。

エピには丈夫で長持ちする素材が使用されている

エピの財布は非常に丈夫で、長持ちすることでも定評があります。丈夫で飽きのこないデザインなので、丁寧に扱えば時代を超え、長く楽しめるでしょう。

エピが長持ちするのは、「グレインレザー」と呼ばれる上質なレザーに由来します。グレインレザーとは、動物の皮をなめして造られる天然皮革で、しなやかで手触りが良く、非常に丈夫です。

とくにエピに使われているレザーは厚く、耐久性、耐水性ともにすぐれています。縫製もしっかりしていて、破損や角擦れするリスクも少ないです。

なにより、エピはレザー全面に線状の型押しが施されていることで、シワや傷がついても悪目立ちしません。

型崩れしにくく、使っていくうちにレザーが柔らかくなって風合いが増す経年変化も味わえるため、長く愛用できるでしょう。

高級感と豊富なカラーバリエーションが男女問わず人気

豊富なカラーバリエーション展開で、男女を問わず人気があるのもエピの特徴です。

ノワールと呼ばれる上品な黒から、コクリコというビビットな赤をはじめとした多彩なカラーがラインナップしています。同じ型の財布であっても、色が変われば雰囲気がガラリと変わり、使う人を選びません。

また、エピに使われているレザーは上品な光沢があり、高級感があるのも魅力です。カラーを選べば幅広いシーンにマッチして、使い方が広がります。

エピは基本的に派手さのない、シンプルなデザインで統一されています。とくに財布は、コンパクトながらも収納力が高く、非常に実用的なので、男女とも使いやすいでしょう。

エピの財布を使うおすすめのシチュエーション

エピの財布には光沢感のある上質なレザーが使われていて、無駄のないシンプルなデザインが特徴です。ルイ・ヴィトンの名にふさわしい高級感があるため、使うシーンを選びません。

カジュアルな休日のお出掛けにも、ビジネスにも、フォーマルにも使える万能なラインです。

エピに使われているレザーは耐久性が高く、傷がついても目立ちにくいため、日常的に気兼ねなく持ち歩けます。縫製がしっかりした頑丈な造りなので、毎日の通勤やお買い物にも、ぜひ活用してください。

ジーンズで着こなすカジュアルなコーディネートでも、エピの財布をプラスすればぐっと大人っぽく、こなれ感を演出できます。カジュアルとフォーマルどちらの場面でも、大活躍するアイテムです。

タイガとエピの違いは?

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似たようなラインにタイガというものがあります。タイガは1993年にビジネス向けで登場した初のメンズラインです。男性人気のタイガは、エピよりメンズのカラーが多く、エピに比べ細やかな型押しがされているため、キズが目立ちにくく丈夫です。

エピと同様に光の当て方によって色彩が変化しますが、エピがツヤをだす素材に対し、タイガはツヤ消しのような質感です。

エピの財布のお手入れ方法

エピのお手入れ方法は他の革製品とさほど変わらず、以下の通りです。

  • レザーソープを綺麗な布に馴染ませ拭き取る。
  • 乾いた布で乾拭きをしふき取る。
  • ソフトガミで革を傷つけないように優しく擦り取る。
  • 栄養クリームを綺麗な布に馴染ませまんべんなく拭き取る。
  • 乾いた布で乾拭きをする。
  • レザーグローブで乾拭きをする。

エピは線状に型押しされているため、隙間にクリームが残ってしまいがちです。線にそってクリームは馴染ませるようにして、乾拭きの時には隙間にはいってしまったクリームまで拭き取るようにしましょう。

エピの財布 偽物の見分け方

エピの財布 偽物の見分け方

エピは一目でルイ・ヴィトンとわかるモノグラムやダミエに比べてロゴが分かりにくく、偽物を簡単に売れるような場所での需要が低いため、偽物は少ないですがゼロとは言えません。

正規品で買ったものなら安心ですが、ネットやオークションのものは偽物も混在しています。ここでは、偽物の見分け方をいくつか紹介します。

LOUIS VUITTONの刻印に注目

正規品の「O」は楕円ではなく、正円形です。また正規品であれば綺麗に刻印されているので、滲んだり潰れていたりする場合は偽物の可能性があります。確認してみましょう。

縫い目は粗くない?

ルイ・ヴィトンの縫製は他のブランドと比べてもより綺麗にされています。縫い目がばらばらだったり、本来縫ってあるところが縫われてなかったりと雑な部分があるものは偽物と言えます。また折り返し部分にしわがよってしまっているものも偽物が多いです。

見落としがちな金具部分

チャックやボタンなど金具部分は意外と見落としがちですが、本物は厚手で均一です。チャックがあまりにも薄かったり、凹凸があるものは偽物の可能性があります。

シリアルナンバーを確認しよう

ルイ・ヴィトンのシリアルナンバーは2文字のアルファベットと4桁の数字でできていて、アルファベットは製造国を指し、数字は製造された年と月や週を指します。例えばSP1916はフランスで1996年11月に製造されたものになります。アルファベットと製造国は以下の通りです。

製造国 シリアルナンバー
フランス A1 A2 A3 AA AAS AC AH AN AR AS BA BJ BU CT DU ET FL LW MB MI MS NO RA RI SA SL SN SP SR TH TJ VI VX
イタリア BC BO CE FO MA RC RE TD
スペイン CA GI LB LM LO
アメリカ FC FH LA OS SD
スイス D1 FA
ドイツ LP
※ルイ・ヴィトン社で正規リペアサービスを受けたものはDKとされています。

数字は少しややこしく、年度によって見方が違うので注意してみましょう。最新のものは2007年からで、一番左と左から二番目の数字が週を表し、左から二番目と一番右で年を表しています。例えば2037は2007年の第23週に製造されたということになります。もし自分の持っているものが不安であれば詳しく見てみましょう。

ルイ・ヴィトン「エピ」の財布で人気の商品と価格

それでは、エピの財布のなかでも人気のモデルをみていきましょう。

長財布 ジッピーウォレット

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ジッピーウォレットはエピの財布の中でも一番人気のラウンドファスナーで開閉する長財布。シンプルでスタイリッシュなデザインです。値段は公式サイトで101,520円、BUYMAで83,000円ほど。買取価格は新品のもので購入額の85%で約65,000円、キズのついた商品で25%ほどの18,200円になります。

ラウンドファスナータイプの財布は大きく開き、なかのものを取り出しやすいのが魅力です。大切なものをしっかり収納できて、非常に実用性が高いといえるでしょう。

とくに、ジッピーウォレットはカードポケットが8つあるデザインなので、キャッシュレス決済派でもスマートに使いこなせます。

小銭入れ ジッピーコインパース

ジッピーウォレットの小銭入れバージョンで、小さいけど収納がたくさんあり使い勝手のいいところから女性のサブウォレットとして人気です。またカラーバリエーションが豊富で自分好みの商品を見つけることができます。

値段は公式サイトで50760円、BUYMAで63,210円ほど。買取価格は新品で37,700円、キズが付いていても13,800円ほどと高く買い取ってもらえます。

ジッピーコインパースには2つのコイン収納スペースと、5つのカードポケットがついています。コンパクトながらも収納力が高く、お札もしっかり保管できるため、ミニマリストにもおすすめです。

ランチなどのちょっとした外出用の財布に、サブウォレットとしても活用してください。

ボタン式 ポルトフォイユ・サラ

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シルバーカラーのスナップボタンで開閉する人気の長財布ポルトフォイユ・サラ。女性のジーンズスタイルなどラフな恰好にも似合う一品です。値段は公式サイトで95,040円、BUYMAで108,000円ほど。

ポルトフォイユ・サラは開閉部分が斜めにカットされていて、非常にエレガントな長財布です。ロゴ入りボタンのほど良い存在感も美しさを引き立てるため、女性に人気があります。

機能面でも充実していて、2つのお札入れに、16枚のカード収納ポケットがついています。アクティブに活躍するキャリアウーマンにもおすすめのモデルです。

長財布 ポルトフォイユ・ブラザ

ポルトフォイユ・ブラザは、ルイ・ヴィトンの定番長財布のひとつです。機能性を重視したデザインでカードポケットが多く、使い勝手が良いことから、長年高いシェアを誇っています。

公式サイトで91,300円、BUYMAで110,000円程度の価格で購入できます。

ポルトフォイユ・ブラザはエピ独特の型押しレザーに、ブランドロゴを配しただけと、非常にシンプルなデザインです。スタイリッシュであっても、ブランド財布によくある仰々しさはありません。

ルイ・ヴィトンの財布としての高級感はそのままに、さりげなく使いこなせる財布です。

三つ折り財布 ポルトフォイユ・コアラ

ポルトフォイユ・コアラはフロントについたシルバーのバックルが特徴的で、比較的カジュアルな雰囲気をもつ三つ折り財布です。コンパクトなサイズ感で、バッグやポシェットなどにもすっきり収まり、気軽に持ち歩けます。

とはいえ、お札入れに小銭入れに、9つのカードポケットがついていて、収納力も抜群です。さらにアウトポケットまでついていて、切符やチケットの保管にも困りません。

高級感のあるエピをラフに使いこなしたい人は、ぜひポルトフォイユ・コアラに注目してください。

エピの豊富なカラーバリエーションを紹介!

 

エピは豊富なカラーバリエーションが魅力ですが、続々と新しいカラーを発表しています。

エピのカラーバリエーションを、現行と過去のものにわけてみていきましょう。

現行のカラー

エピは発売当初5色の展開でしたが、2021年時点で20種類以上のラインナップがあります。近年はパステルカラーも多く取り入れられていて、華やかで愛らしい色味は女性から人気です。

男性は比較的落ち着いた上品なカラーを選ぶ傾向がありますが、エピは基本的にユニセックスなデザインなので、明るく目立つ色も違和感なく選べます。

・ローズバレリーヌ
・シトロン
・シアン(Cyan)
・ピモン(Piment)
・ピスタッシュ(Pistache)
・アンディゴブルー
・ガレ
・クオーツ
・ゴールドミエル
・コクリコ
・ジョーヌ
・ノワール(クリールブラック)
・フューシャ
・ブルー
・ブルーエ
・ブルーセレスト
・ブルーマリーヌ
・ブロン
・ローズ
・ローズペール
・ローズポンディシェリ

過去に使用されていたカラー

ルイ・ヴィトンでは、時代の流行をとらえた色選びをしています。そのまま定番化するカラーもあれば、廃盤となり入手困難になる貴重なカラーも多いので、ぜひ色のもつ魅力にも注目して選んでください。

・イヴォワール
・ヴィニーユ(ヴァニラ)
・ウィニペグベージュ
・カーマイン
・カカオ
・カシス
・カスティリアンレッド
・キャネル
・グルナード
・グレ
・ケッチュ
・ケニアブラウン(ケニアンブラウン)
・コライユ
・サフィール
・ジパングゴールド(ゴールドジパンゴ)
・ジョーヌペール
・タッシリイエロー
・トレドブルー
・ノワールエレクトリック
・フィグ
・プルンニュエレクトリック
・ペッパー(ポワーヴル)
・ボルネオグリーン
・マンダリン
・ミモザ
・ミルティーユ
・モカ
・ライラック(リラ)
・ルージュ
・ルビー
・ローズクレール

シンプルで使いやすいヴィトンのエピの財布に注目

一度は見たことがあるヴィトンのエピシリーズ。上品でシンプルなため、一つ大人の雰囲気を出してくれます。上質で丈夫なエピの財布は偽物が少なく、買取も高くつくことが期待できます。またエピシリーズでは財布以外にもパスケースや鞄なども出しているので見てみてはいかがでしょうか。

銀座パリスでは、ルイ・ヴィトンのエピの財布を積極的に買取り、販売しています。実績豊かな専門の査定員が品質をチェックしていますので、どうぞお気軽にご利用ください。

銀座パリスは約30店舗を全国展開しており、身近な場所でブランド品を売買できます。ルイ・ヴィトンをはじめとしたブランド品のほか、ジュエリーの取り扱いも豊富です。

出張査定や宅配買取、LINE査定にも対応していて、忙しい方でも安心してご利用いただけます。貴重なブランド品のリユーズは、ぜひ銀座パリスにご相談ください。

まとめ

エピはモノグラムやダミエとともに、ルイ・ヴィトンを代表する人気ラインのひとつです。カラーバリエーションが豊富で、男女ともにおすすめです。

エピはシンプルながらも高級感があるため、はじめてブランド財布をもつ方にもうってつけです。いままでモノグラムやダミエを選んでいた方も、ぜひ手に取ってみてください。