ディオールのブックトートとは
直線的なシルエットがかっちりとした印象を残しつつも、大胆な柄使いでカジュアル感も演出しているのがディオールのブックトートです。
カラーバリエーションも豊富で、通常サイズは大きめに作られているため、さまざまなシーンで活用できます。各種デバイスやコスメを入れてビジネスシーンに使用するのも良し、ちょっとした旅行に使うのも良しの、使い勝手が良いバッグです。
ブックトートの特徴
ディオールのブックトートは、2018年の春夏シーズンに初めて登場しました。その名のとおり、本を入れるトートバッグから着想を得た商品です。
正面から見ると正方形に近いボディに、通常タイプはマチが18センチと大きめに作られています。
雑誌や本だけでなく、パソコンやタブレットなどの各種デバイスから一泊旅行の着替えまでと、収納力も魅力のひとつで、主な素材は厚手のエンブロイダリーキャンバスを使用しているため、重いものを持ち運ぶのに適しています。
一面にブランドのモノグラムを配置したデザインである「ディオール オブリーク(DIOR OBLIQUE)」が、シグネチャーアイテムです。印象的な柄は、ディオール初の女性アーティスティックディレクターとして活躍している、マリア・グラツィア・キウリによって発表されました。
ポシェットをはじめ、さまざまなアイテムに採用されているディオール オブリークは、ブックトートが人気の火付け役です。
ブックトートの使用に適したシーン
ブックトートは大振りなサイズ感から、一見すると日常使いが難しいイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。しかし、さまざまなカラーや柄で展開しているブックトートは、ショッピングなど日常使いしているユーザーも少なくありません。
本を持ち運ぶトートバッグがデザインのベースとなっていることから、本や書類、ノート、デバイスなど重いものの持ち運びに最適です。シンプルなシルエットでありつつ上品なデザインは、ビジネスシーンとの相性も抜群です。
ベースの形状が直線的で気取らないため、さまざまなテイストのファッションに合わせられます。複数のサイズ展開を行っており、使い勝手の良さに配慮されていることもブックトートが愛されている理由です。
ブックトートのサイズ展開
ブックトートは、スタンダードなラージから手ごろなスモールまで、4種類のサイズで展開されています。各サイズの詳細と適した使い方は、下記のとおりです。
・ミニ
サイズ(横幅×高さ×マチ幅) | 22.5cm×24cm×8cm |
ミニは一般的なランチバッグと同等の大きさで、持ち運びしやすいのが特徴です。リップやパウダーなどメイク直し用アイテムを入れたり、スマホや長財布を入れて休憩時間にオフィス近くのコンビニに行ったりと、使い道はさまざまです。
最近は、さらに小振りなミニフォンバッグも登場しています。キャッシュレス派で荷物を極力減らしたい方に最適です。
・スモール
サイズ(横幅×高さ×マチ幅) | 26.5cm×21cm×14cm |
2019年に、より使い勝手が良いサイズとして発売されたのがスモールで、日本人にとってラージは大きすぎて活用しにくい面もありました。しかし、このスモールサイズは、横幅がA4クリアファイルよりも一回り小さめで、B5サイズのノートや長財布などを入れるのに丁度良いサイズです。
ショッピングや近場へのおでかけに持ち歩いたり、メイク用品などこまごまとしたアイテムを整理するのに使用したりと、屋内外で活用できます。
・ミディアム
サイズ(横幅×高さ×マチ幅) | 36.5cm×28cm×17.5cm |
ミディアムは、スモールでは収納性が少し物足りないと感じる方に適しています。ラージよりひと回り小さいといっても収納性が高い点に変わりはなく、横幅30㎝前後のノートパソコンもすっぽり収まります。
通勤やカフェなどでのテレワークでノートパソコンを持ち歩く方に適しています。
・ラージ
サイズ(横幅×高さ×マチ幅) | 41.5cm×35cm×18cm |
2018年のブックトートが初登場したときからラインナップされている、もっともスタンダードなサイズです。一般的なB5サイズノートの横幅が18.2cmであることを考えると、ノートを2冊立てて並べたときよりも、わずかに大きいといえます。
収納性に優れているため、ノートパソコンやタブレットの持ち運びにも最適で、一泊旅行のちょっとした着替えなら容易に収納できます。
【ディオール】ブックトートの偽物を見分けるポイント
職人が1点1点丁寧に作るディオールのブックトートは、直営店で新品を購入すると高額になります。少しでもお得に購入するために、並行輸入などを利用する方も多いのではないでしょうか。
しかし、並行輸入品は海外で第三者が買い付けたものなので、偽物が紛れている可能性があります。知らぬ間に偽物を購入してしまうことがないよう、本物との見分け方を押さえておくことが大切です。
ディオールのブックトートの偽物を見分けるポイントは、次の5つです。
タグ・ロゴ
まずタグ・ロゴの有無や仕様を確認しましょう。通常、正規のアイテムには「ChristianDior」が印字された黒いタグがついており、タグの裏にはシリアルナンバーが印字されています。
印字されている「ChristianDior」のフォントが公式サイトや直営店のアイテムと異なる場合は、偽物である可能性は高くなります。
また、タグそのものが付いていない場合も、偽物である可能性が高いです。仮にシリアルナンバーの位置や向きが逆になっていたり刻印そのものがなかったりする場合も要注意です。
また、正規品ロゴの”S”部分は少し右に傾いています。基準外品のように真っ直ぐな”S”の物は偽物の可能性が高いです。
今回のロゴ部分は分かりやすいと思いますが、最近のスーパーコピーはロゴ部分も凄く綺麗に製造されていますので、ロゴだけの判断は困難です。
金具
持ち手の金具部分も、本物と偽物を見分ける重要なポイントです。
金具にはブランドを象徴する「CD」の刻印があり、偽物にも刻印が施されている場合がありますが、よく見るとフォントが同一ではありません。本物は「C」の先端の上下がわずかに異なっている反面、偽物は上下で同じ形をしています。
また、正規品の金具は綺麗にバランスがとれていますが、偽物は雑に作られています。ディオールのアイテムは細部のディティールにこだわって制作されているため、細部を確認することで偽物を判別できるのです。
縫製
生地に厚みがないものや縫製が雑なものは、職人以外の第三者によって大量生産された偽物といえます。
ディオールをはじめ、高級ブランドのアイテムは格式を守るために法制が細かく定められています。多少の個体差はあるものの、素人目で「品質がおかしい」「作りが粗い」と感じるアイテムが出回ることは、ありえません。
付属品
保存袋やショルダーストラップの出来も偽物を見分けるときに役立ちます。袋の素材がそもそも違っていたり、ショルダーストラップのステッチが雑だったりするブックトートは、本物である可能性は低くなります。
保存袋やショルダーストラップなど小物類にもこだわりが見られるのがディオールのアイテムたちです。雑な仕上がりは正規品ではありえないため偽物と判断できます。
価格
購入費を抑えるテクニックとして、並行輸入品は魅力的です。ネットショッピングでは海外と日本の価格差を活用して、安く販売されていることもあります。
ただし、並行輸入などを利用しても、ブックトートの価格相場は安くて30~50万円程度です。あまりにも安く販売されているものは、偽物である可能性が高いので注意しましょう。たとえば新品で2~3万円のアイテムは本物とはいえない怪しいアイテムです。
ディオール ブックトート購入・買取なら銀座パリスまで
ディオールのブックトートは人気が高く、中古品の需要もあります。さまざまなバリエーションが販売されているため、ファッションに合わせて複数持ちするのもおすすめです。
以前購入したものを売って、新しいカラーや柄を購入したいと考えている方は、ぜひ銀座パリスに買取をお申込みください。銀座パリスには、高級ブランドアイテムの知識が豊富なスタッフが在籍しています。
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ディオールのブックトートは、中古買取市場においても注目を集めており、銀座パリスでは買取ったアイテムの販売も行っておりますので高価買取いたします。
まとめ
ディオールのブックトートは、丈夫な作りと大胆な柄使いが人気です。ブランドアイコンを一面に取り入れたディオール オブリークをはじめ、さまざまなコンセプトの元、カラーや柄が展開されています。
あらゆるシーンで活躍するため、ひとつは持っていたいアイテムです。すでに保有しているブックトートを手放して新デザインを購入したいと考えている方は、ぜひ銀座パリスへ買取をご相談ください。