家に眠っているグッチのバッグはありませんか? 売りたくてもグッチのバッグの買取価格の平均相場がどれぐらいなのかわからず、その結果いつまでも手元に残したままの状態ではもったいないですよ。今回はグッチのバッグの買取価格の相場をご紹介します。またグッチの人気モデルや高額買い取りをしてもらうためのポイントもおさえましょう。
グッチはどんなブランド?
グッチは、創業者の“グッチオ・グッチ”が設立したブランドです。そのエレガントで気品溢れるデザインは、グッチオ自身がロンドンの高級ホテルであるサボイ・ホテル勤務時代に、英国貴族達に接するなかでヒントを得たといわれています。ホテルを辞めて、1921年にフィレンツェで高級バッグや高級革製品を取り扱う店を立ち上げました。
そこからわずか2年後には、2店舗目をオープンさせグッチの歴史が幕を開けました。その後事業も軌道にのりましたが、第二次世界大戦を迎えると牛革などの調達が難しくなります。そのときにグッチが考案したものが、今では主流であるコーティングを施したキャンパス地の製品です。
その後も竹を使用したバンブーバッグなどを考案し、新鮮さと洗練されたデザインは人々を虜にし、世界中にグッチブームを彷彿させました。その後1960年代にグッチが日本に進出してきました。
グッチのバッグ人気モデルは?
グッチは毎年新作が発表されるほどデザインのバリエーションが豊富なのが特徴なのですが、なかでもとても人気のモデルは高額買い取りの対象になることが多いため、人気モデルを知っておくことが大切です。
バンブーシリーズ
グッチのなかでも富裕層からとても大きな支持を得ているバンブーシリーズは、皮革を使用することが難しかった第二次世界大戦を期に考案されました。
バンブーシリーズの特徴でもあるハンドルに竹を使用したバッグは、フォーマルかつスタイリッシュであり同じグッチのなかのバッグのラインでもフォルムがやわらかなバンブーシリーズは、発売当初とても人々から注目を集めました。
このバンブーシリーズの虜になる人も多く、エリザベス・テイラーやモナコ公国妃・グレース・ケリーなど多くの世界中のセレブ達が愛用するようになり、グッチのなかでも人気のラインとして認知されるようになったのです。
また1990年にはモダン仕様に作り替えられたバンブーコレクションが発表され、再度大きな注目を浴びるようになりました。現在でも現代的な要素を取り入れた洗練されたデザインのバンブーシリーズは、サイズ・フォルム・カラーなどバリエーションを豊かにしながらグッチを代表するバッグのラインとしてとても愛され続けています。
ソーホー
グッチのソーホーは2012年にクルーズコレクションで発表されたまた、新しいモデルです。その後も春夏コレクションで発売されて、とても新しいラインとして今でも人気沸騰中なのです。
今でもソーホーのデザインは小型のショルダーや収納力にとても優れたトートバッグなど様々なバリエーションが生み出されていて、機能性とデザイン性に優れているのがソーホーの特徴なのです。
ソーホーは、バッグの前面にグッチの象徴である“G”のエンボス加工がされています。エレガンスかつ、シンプルなデザインは場所を選ぶことなく使えるため老若男女問わずに愛されているラインです。
またソーホーに、付属品としてタッセルといわれるフリンジチャームがついているのもソーホーに人気が出るひとつの理由です。ボディと同じ素材のレザーで作られたフリンジチャームは、バッグをより華やかに見せてくれるソーホーのチャームポイントでもあるのです。
グッチシマ
グッチシマとは、カーフレザーのみを使用したバッグでエンボス加工(革の表面に文字やイラストなどを浮き彫りにした加工)によってグッチの象徴でもある「GG」のマークを全体に施したバッグのラインです。
グッチシマは高度な技術と伝統的な製法で作られ、カラーバリエーションの豊富さやこれまでにはなかった新しく洗練されたスタイルで今でもとても人気の高い注目のラインだといわれています。このグッチシマは2005年に登場した比較的新しいラインです。
今までキャンバス地のイメージが強かった「GG」のマークをあしらったグッチのバッグですが、これを機にラグジュアリーなものへとイメージを一転させました。またこのラインは最高級のレザーを使用したラインのため、幅広い層からとても人気を誇るモデルとなりました。
GGキャンバス
GGキャンバスは、発表されると世界中の多くのセレブにとても愛されています。世界中で大ヒットした香水会社を立ち上げたときに、グッチのアクセサリーコレクションとしてキャンバス地にグッチのロゴでもある“GG”がプリントされたキャンバスバッグが大量に出回りました。
このキャンバスバッグは正式なグッチの商品ですが、素材がレザーではないため比較的原価が安く、実用性のあるバッグとしてとても人気を得ることになります。
またこのGGキャンバスバッグの最大の特徴である、カジュアルさとエレガントさを兼ね揃えた軽量さあふれる使い心地は、現在でもとても支持得るバッグのラインのひとつです。GGキャンバスはカジュアルで実用性も高いのが特徴ですが、太い糸を綿密に縫い合わせた織物でグッチを代表する素材のひとつでもあるのです。
オールドグッチ
参考価格 税込 17,050円(中古)
出典:ブランドキャッチ|楽天市場
今ではもう製造していないオールドグッチのモデルのバッグは、状態にもよりますが高額買い取りの対象になります。創業者のグッチオ・グッチ族が手掛けた1980年代までのものをオールドグッチと呼び、ヴィンテージの醸し出す独特な雰囲気は、ファッショニスタの間でもとても人気の高い商品です。
また、オールドグッチは芸術的な作品としても価値を持ているため、ラインによってはとても価値のあるものです。オールドグッチは今では復刻版も発売されるほど老若男女問わず人気の面も持っています。
グッチのバッグの買取価格の平均相場はいくらくらい?
グッチのバッグの買取額の平均の相場は、大体定額の30%~20%ほどです。しかし、その使用感・付属品の有り無などによっても査定額は異なってきます。その他にも、新作である場合は査定額が高くなったりします。オールドグッチと呼ばれるラインも、価格に多少ばらつきが出るのも特徴です。
特にオールドグッチは現在生産を中止している型もあるため、保存状態がよく付属品がそろっていたりする場合は、査定額が大きく上がる場合もあります。そのため「家にグッチのバッグはあるがいつのものかわからない」というものがある場合は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。思いもよらない額がつく場合もありますよ。
グッチのバッグの買取価格を上げるポイントは?
中古のものは使用感により、買取価格が異なってきますがその他にも「付属品の有無・ギャランティーカード・シリアルナンバー」なども買取価格を決めるうえでとても重要なポイントになってきます。グッチのバッグの買取価格を上げるポイントを詳しく見ていきましょう。
箱や保存袋付属品の有無
正規店やブティックで購入した場合は、箱や保存袋ギャランティカードや保証書が付属品として付いきます。これらの付属品はなくさずに保存したままにしましょう。購入時と同じような状態で買取に出すことは、買取価格を上げる大切なポイントです。
また、バッグについたチャームやロゴなども必ず付けたままにして買取に出すことが大切です。チャームもバッグの一部であるため、取れてしまったりしていると一部欠品なってしまい査定額が下がってしまったり最悪価格がつかなくなってしまいます。
シリアルナンバー
シリアルナンバーは基本的に16桁の英数字の組み合わせたものです。シリアルナンバーは、グッチのバッグが本物かどうかを証明するための大切なナンバーです。
シリアルナンバーはひとつとして同じものはないため、シリアルナンバーが消えてしまっていたりないものは買取対象にならない場合もあります。このシリアルナンバーはギャランティーカードと同様に大切なものですので査定の前に一度自分で確認することも大切です。
ギャランティーカード
ギャランティーカードは各ブランドがその製品の品質などを保証するものとして、必ず発行しているものです。また、正規店で購入した場合必ずこのギャランティーカードが本体商品と一緒に発行されます。
またこのギャランティーカードもシリアルナンバーと同じく、商品が本物であることを示す大切なカードになります。その他にこのギャランティーカードがあることで、正規店やブティックなどで保証や修理のサービスを受けることができます。
ブランド物を買取に出す際にはこのギャランティーカードがとても大切になります。このギャランティーカードの有無で買取価格に大きな差が出るのです。シリアルナンバー・ギャランティーカードとセットあると高額買取の対象になるため、とても重要なものです。
綺麗な状態を保つ
状態のいいものは買取の際にも高額買い取りになるポイントです。内部のや外部のほこりやごみはしっかりと取り、バッグの外見はきれいにしておくことをおすすめします。
特に黒ずみやすいハンドルの部分などを磨いて汚れを落としておくなどのひと手間を加えることで、曖昧なランクのものは1ランク上を望めます。使用時も大切にきれいに使用することはとても大切ですが、査定に出す前に一度状態を確認することをおすすめします。
グッチのバッグは状態がいいほど高額買取が期待できる!
グッチは老若男女問わずに幅広く愛されているハイブランドです。そのため、グッチのバッグはモデルによって高額買い取りが期待できるでしょう。保存期間や状態にもよりますが、上記のポイントを守ることで買取価格にも差がでます。家に眠っているグッチのバッグがあれば、一度査定に出してみてはいかがでしょうか?