未開封のままのブランド品を買取してもらうとき、どのようなことに注意したらいいのでしょうか。そして、未開封で新品同様として扱われるのはどのような状態をいうのでしょうか。今回は未開封での買取について解説していきます。
ブランド品を未開封で売る場合
未開封・新品としてみなされるのはどんな状態？
未開封というと、1回も箱を開けていない状態ではないといけないのかと思われる方もいるでしょう。しかし、新品同様として扱われるのは、箱を開けたかどうかではありません。
例えば、商品を購入する時に店側が箱を開けて、買ったものに間違いがないか中身をお客様に確認してもらうことがあります。そのため、箱を開けたからといって使用品になるとは限らないのです。
時計の場合だと文字盤の保護フィルムを剥がしていたら、未開封としては扱われません。また、商品のタグや正札を外していたら新品・未開封にはなりませんので、買ってすぐに使わない場合はタグなどは捨てずに、そのまま付けておくのがいいでしょう。
商品がビニールに入っていて、それが箱に入っている場合はビニールを破いていないか、ビニールから商品を出していなければ未開封として扱われます。ジュエリーや時計などに触った跡があったら新品・未開封としては扱われないので注意しましょう。
未開封で新品同様と扱われるのはいつまで？
商品が新品に近いほど買取額が高くなりますが、箱から出していないとしても10年前に買ったものを新品として扱ってもらえるのでしょうか。答えは、「商品によって異なる」です。
だいたいのものは、発売から3ヶ月以内であれば新品同様とされることが多いのですが、その理由は業者が「発売から3ヶ月以内の未開封のものだったら新品として売ることができる」と定めているところがあるからです。店によって規定は異なりますが、おおよそ3ヶ月以内のものを新品と扱う場合が多いようです。
新品同様と扱われなくても、発売されたのがだいぶ前のものであっても未開封であれば高額で買取してもらえるものもあります。さらに、ものによっては定価を上回った買取額をつけてもらえるものがあります。
例えば、ルイ・ヴィトンのバックはモデルが古ければ古いほど定価以上の買取額がつきますし、エルメスの「バーキン」「ケリー」も定価以上で売れる可能性が高いバックです。時計では、新品・未開のロレックスのスポーツモデル「エクスプローラー」「デイトナ」は高額な買取額が期待できます。
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未開封と開封品では買取価格は違うの？
だいたいのお店では、新品や未開封の商品と開封品は買取額の差が出ます。新品・未開封の商品は「新古品」として販売されるお店があり、中古品よりも好んで購入されるので、買取額に差が出るのです。
未開封品の買取で注意すべき3つのポイント
付属品がある場合はとっておく
未開封の商品を買い取りしてもらうときは、新品同様だとより高く買い取ってくれます。また、付属品が付いている場合はなくさないようにしっかり保管しておきましょう。買取してもらうときに、商品が全て揃っている状態であればそれだけ高く買い取ってもらえる可能性があります。
箱や保証書は捨てない
ブランド品やジュエリーの未開封品を買い取ってもらう場合、品物が入っていた箱は捨てないようにしましょう。箱に入っていることで、より新品に近い状態っとして扱ってもらえます。
また、保証書も捨てないようにしましょう。保証書はその商品が間違いなく本物だと証明するものです。それがあることでプラスの価値が出るので、しっかり保管しておきましょう。
箱が壊れないよう、カビが生えないように保存状態に気を付ける
次に注意することは、保管の仕方です。いくら中身がきれいでも、箱がつぶれてしまっていたり汚れていては買取額が安くなってしまいます。そのため、保管方法は重要です。
第一に湿気が多い場所には保管しないことです。湿気は下の方にたまりやすいので、人の腰よりも高い場所に保管するようにしましょう。風通しのよい場所に保管して、一緒に湿気取りを入れてこまめに交換するようにするといいでしょう。対策をしないまま保管するとものによってはカビが生えてしまうことがあるので、充分に注意して保管しましょう。
未開封の商品は保管状態に気をつけて高く買取してもらおう
なるべく高く買い取ってもらうためには、保管状態に気をつけること、保証書や付属品は捨てずに保管しておくことが重要です。お店によっては買取キャンペーンなどで一定の期間の間に売ると、普段よりも高く買い取ってくれる場合もありますので、そのようなキャンペーンを利用するのもひとつの方法です。
せっかくですので、高く買い取ってもらえるところ、方法を探してみてください。
