世界での販売数のうち、約20%以上を日本が占めていると言われているルイ・ヴィトン。ブランドに疎い人でも、ルイ・ヴィトンなら知っている人が多いでしょう。そんな大人気ブランドのルイ・ヴィトンの財布、売るのなら一体買取り価格はいくらなのでしょうか。ルイ・ヴィトンの財布の人気シリーズや査定の分類方法までご紹介します。
男女問わず人気の高いルイ・ヴィトンの財布
自分用にもプレゼント用にも、男女問わず人気の高いブランドといえば、ルイ・ヴィトンですよね。特にルイ・ヴィトンの財布は人気ブランドとしては手頃な価格で、贈り物としても最適です。
1854年に設立されたルイ・ヴィトンは、瞬く間に人気ブランドとなりますが、その反面模造品が多いのも悩みの種でもあります。しかし現在も、ダミエやモノグラムといった洗練されたデザインは、世界中の多くのファンの心を掴み続けています。
ルイ・ヴィトンの財布で人気のモデル
ダミエ
チェック柄が特徴的なダミエです。なんと、日本の市松模様からインスピレーションを受けたとされ、1888年に誕生しました。
「うす茶色×焦げ茶色」のモノグラムの色調のイメージがありますが、2007年頃から「黒×グレー」「白×青」といったさまざまなバリエーションも展開されています。シンプルかつエレガントなデザインで、どのようなバッグや洋服にも合わせやすく馴染みやすいのが特徴です。
エピ
フランス語で「麦の穂」を意味するエピは、1985年に誕生しました。デザインは、風邪になびく麦の穂をイメージしており、シンプルで美しく、柄物を好まない人にも支持されています。控えめかつ上品な落ち着いた雰囲気が漂います。
モノグラム
ルイ・ヴィトンを代表する商品の1つであるモノグラムは、創業者であるルイ・ヴィトンのイニシャル「L」「V」を重ね合わせた幾何学模様のデザインが特徴です。1896年に誕生したデザインであり、歴史も深く現在でも世界中の人々に愛され続けています。
一説によると、イニシャルを残るデザインは日本の「家紋」にインスピレーションを得たとも言われています。
ヴェルニ
エナメル素材でツヤが美しいヴェルニです。1998年に誕生し、デザイナーであるマーク・ジェイコブスがデザインしました。型押しされた「L」「V」のモノグラム、高級感あふれる光沢、輝きが特徴で、さまざまなカラーバリエーションはファッション性の高い多くの女性に支持されています。
ルイ・ヴィトンの財布の買取価格はいくら?
ルイ・ヴィトンなどのブランド財布の買取基準
バッグと比べると、毎日持ち歩いて使用することから傷や痛みが多くなる財布です。買取査定の際にも財布の状態は重要になってきます。買取り時の財布の状況がランク分けされているので、確認してみましょう。
新品の状態(Nランク)
新品未使用のブランド財布は、Nランクに分類されます。購入後1年以内のものや、正規店で購入したことが証明できるものが分類されます。もちろん、付属品も全てそろっていることが重要です。
新品と同じような状態(Sランク)
1~2回使用したものや店頭に展示されており、誰も使用していないものはこちらのSランクに分類されます。ほぼ新品ではありますが、完全なる新品ではないため少し傷がある場合もあります。
Nランクの新品未使用のものでも、付属品が足りなかったり正規店で購入したことを証明できない場合は、Sランクになります。
中古品(Aランク)
使用歴のあるブランド財布の中でも特に状態の良いものは、Aランクに分類されます。少しの傷や革の色焼け、汚れがあっても状態がよければ問題ありません。
中古品(Bランク)
ブランド財布の最低ラインがBランクです。使用感があり、傷、革の色焼け、汚れが目立つものなどです。このBランクよりもひどい状態の財布だと、買取不可になる場合もあります。
ルイ・ヴィトンの財布の買取り率と特徴
買取り率
ルイ・ヴィトンの財布は、他のブランドと比較しても高いものです。一般的な中古品の場合、買取率は、25%程度でしょう。
特徴
ルイ・ヴィトンのブランドは、正規品であれ並行品であれ買取りが可能です。どこで購入したとしても、本物であることが間違いなければ高く売れることがあります。また、ボロボロで状態が良くないとしても、ルイ・ヴィトンである限り「買取り不可」「0円」はないと言えます。
平均価格
ルイ・ヴィトンの財布の人気シリーズは、「モデル」「発売年」「状態」によって変わってきます。参考とする買取価格の上限が、モノグラムだと8万円、エピも8万円、ダミエだと7万5千円となります。もちろん、状態によっても左右されるのであくまで目安となります。
モノグラム
ジッピー・ウォレット(M60017) | 6万5千~7万円 |
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ポルトフォイユ・プラザ | 4万~5万2千円 |
アンプラント・ポルトフォイユ・サラ | 7万円 |
ダミエ
ジッピー・ウォレット N60015 | 5万~7万円 |
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グラフィットジッピーウォレット・ヴェルティカル | 6万~7万円 |
ポルトフォイユ・マルコ | 4万5千円 |
エピ
ジッピー・ウォレット・ヴェルティカル | 7万円 |
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ジッピーオーガナイザー 長財布 | 5万~7万9千円 |
人気No.1は「ジッピー・ウォレット」
ルイ・ヴィトンの財布の中で、人気が高いのが「ジッピー・ウォレット」です。モノグラムでもダミエでも販売されているデザインであり、定番モデルと言われるものです。カード入れが充実しており、ファスナー式でレディース財布ですが、男性でも幅広く使用することができます。
ルイ・ヴィトンの財布を売る時のポイントは?
イニシャル入りも買取りOK
ルイ・ヴィトンの正規販売店では、希望者に購入後イニシャルを刻印してくれるというサービスがあります。やはり、財布に自分のイニシャルが入るのは嬉しいですよね。プレゼントだとなおさらです。しかし、売買となるとイニシャルが入った状態の財布は買取が難しいかな、と思いますよね。
実はそんなことありません。買取りは行ってくれますが、イニシャルが入っていないものよりは値段が下がります。およその金額ではありますが、イニシャル入りの場合は、査定価格がマイナス1万円だと言われています。イニシャルの刻印は小さい文字であることから、気にしない方も多いとのことで需要もあるのです。
定番モデルも発売年数をチェックしよう
長年愛されている定番モデルは、値段が付きやすい傾向があります。しかし、発売年数が古くなると状態が良い場合でも、発売年数が新しい定番品と比べても価格は安くなるので、思ったより安い査定だった場合、発売年数が関係あるかもしれません。
メンズよりレディースがメイン
ルイ・ヴィトンの財布は、メンズ財布に比べてレディース財布の買取りがメインとなります。一番の理由は、「使用状況」です。女性の場合は、財布をバッグにしまう習慣があり、比較的綺麗な状態を保つことができます。
それに比べて男性は、財布をポケットに入れる習慣がある人が多く、傷や汚れが多くなります。メンズ財布を高く買い取ってほしい場合には、財布はバッグに入れる、手で持って持ち歩かない、など傷がつかないように丁寧に扱うことが大切です。
ルイ・ヴィトンの財布の買取価格をチェックしよう
誰しも知っている、ルイ・ヴィトンの財布、買取り金額は参考になりましたか。ブランド財布を売るコツは、売ると決めたら1日でも早く売ることです。財布の状態や販売年数も査定価格に大きな影響を与えます。
また、いくつかの買取業者をまわり、査定価格を知ることで平均価格を知ることができるので、納得して売ることができます。使わなくなった財布を売って、新しい財布を買い直してみませんか。